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【活動紹介③】カンボジアで学校建設する旅ぼら!(のちょっとした裏話)
毎年600人以上参加してくれる、NPO法人HEROで一番人気のプログラム”旅ぼら”
学生から社会人まで、夏休み春休みの期間を利用してカンボジアに来てもらい、
新しくつくる学校の建設や、HEROのこれまで建てた学校で運動会をするボランティアを中心にしたツアーです!
各ツアーの詳細は、こちらから(^^)/
◆旅ぼら
***
ツアー詳細は、サイトや他でも詳しく書いているので、
ここでは、この旅ぼらを開催するHERO的企みやメリットなどについて書いていきます!
=HERO的企み=
①団体の運営費が賄える!
ツアーの参加者は、参加費を払ってこのプログラムに参加してくれています。(通常の海外ツアーと同じですね)
ツアー事業の売り上げは、ツアーでかかる費用の他に、団体の運営費としてスタッフの人件費、学校調査費用、新規事業立ち上げ、家賃などの固定費と我々NPO法人HEROが活動を続けていくために必要な経費に使用させて頂いています。
逆に、運営費がないと団体の活動は一切できなくなってしまう、、
ので、このツアー事業はNPO法人HEROでも大事な事業収入の1役をになっているのです!
②レンタカーを洗う人はいない!
なんのこっちゃですが、レンタカーを借りる人がレンタカーを洗車することはほぼありません。(マイカーなら洗車するし、車内を綺麗にしたりもするでしょう)
これは、建設する学校も同じです。
カンボジアの子ども達や、先生にとって日本の団体が学校作ってくれた!だけだと、人からもらったものなので愛着がなかったり大切にしてくれない可能性がでてきます、、、
そこで、学校建設ツアーでは日本の参加者と一緒にその学校に通う子ども達に休み時間を使って建設のお手伝いをしてもらっています!
先生も時間がある時は一緒に手伝ってくれています。
本来なら、カンボジア人大工さんだけで完成するものを
建設の過程から日本人と一緒に手伝うことで、彼らに”自分達の”学校として愛着を持ってもらい大切にしてもらいたいと考えています。
なので、大工さん達には子ども達や日本人参加者でも手伝える作業をわざと残しておいてもらっています。
(もちろん、大工さん的にも人数がいれば捗る作業もたくさんあるので大助かりです!)
さらに、言葉は通じなくても同じ作業を通して日本人と子ども達でコミュニケーションもとれちゃうので一石二鳥どころかという感じです。
③学校を定期訪問できる&子ども達にとって楽しい経験
ツアー中に開催する、運動会(科学実験や音楽教室などの時もあります)では、建設中の学校とは別の学校にいきます。
これまでHEROが建設してきた学校のいずれかになるので、建設した後もその学校を定期的に訪問でき、学校の様子や新たな需要(屋根が壊れた!なんて時も)も経過観察できるのです。
なので、NPO法人HEROでは建設して終わり!という学校はありません。(建設前にその旨は学校側にも了承をもらっています)
さらに、カンボジアの学校では体育の授業がなく全員で何かをするという経験がありません。
なので、ツアーで運動会などを通してチームプレイを学んだり、科学実験を通して科学に興味をもってもらったりなどの経験も子ども達に提供できます。
やっぱり、小学校の時の運動会とかって記憶に残ってるじゃないですか。
それをツアー参加者の皆と一緒に、運動会の思い出作りをしている感じです!(いや、とにかく楽しいからこっちが思い出作りしてもらっている側面の方が大きいです)
子ども達も運動会をいつも心待ちにしてくれているので、こちらも子ども達のためにツアー参加者集めを頑張れています^^
④日本の若者が将来カンボジアや途上国支援をしてくれる
最後はこれです!
旅ぼらには、ボランティアや国際協力、教育に興味ある!!って人が半分、なんとなく楽しそう!思い出作りに!!って人が半分くらいの割合です。
もとから興味を持っていてくれた人はもちろん、なんとなく楽しそうだからをきっかけにカンボジアに来てくれるのもとても嬉しいです。
そして、毎年1~2割くらいの人がカンボジアにドはまりしてくれます笑
そして、その中の数十名が学生団体を立ち上げて一緒に学校建設の資金集めを手伝ってくれたり、他の途上国の活動に参加してみたりと活動の輪が広がっていきます。
それだけでも、とっても嬉しいのですが、
学生時代のカンボジアの経験がもとで、社会人になってから別の形で活動を支援してくれたり国際協力の分野に進んだりという人達が一定数出てくるのが何よりも喜びだったりします。
世界には様々な問題が山積みで、我々だけで支援できるのはほんの一部。
だからこそ、社会問題に向き合う人が1人でも増えること、増やせることは世界を良くする重要な1歩だと思っています。
そんなきっかけの一部に、この旅ぼらがなれれば
社会貢献したい人の人数が1人でも増えれば!なんて思ってツアー開催をしていたりもするのです。
以上の4つが我々の裏企みだったりします。
でも、なによりもカンボジア好きを増やすというのが超本命目的だったりします( *´艸`)
カンボジアに行ってみたい!ボランティア興味ある!なんとなく楽しそう!をきっかけに是非カンボジアに足を運んでみてください♪
NPO法人HERO
澤