ミッションDay7: 農薬配置は効果がある?
こんにちは、ツカジです。
ゴーヤの虫被害が、虫を取っても取っても、日々少しずつ広がっていくため、何かいいアイデアはないかと実際の現地の農家さんや、園芸屋さんを回って情報を集めてみることにしました。
1.ブドウの袋付けのような感じで、ゴーヤの実をビニール袋で覆ってみる
→暑い気候の中、ビニール袋に水滴が付き、逆に蒸れてしまい腐ってしまう
2.ビニールではなく、紙で覆ってみる
→ビニール袋のように蒸れはしないが、害虫予防に効果なし
実験的に試しているうちに、園芸屋さんから農薬を散布するのではなく、配置することが有効だという情報を聴いて、早速取り組んでみることにしました。
方法はとても簡単で、購入した農薬を5Lの水で希釈して、窓を作ったペットボトルに入れて、ゴーヤの支柱に吊るすとのこと。。。
早速、ペットボトルの工作に取り掛かり
出来上がった容器に希釈分の農薬を注ぎ、早速ゴーヤの支柱に慎重に結んでいきました。
やや願うような気持で、様子を見ること数日
村の家族から「ペットボトルの中に虫がいっぱい入っている」と連絡が
虫被害の方はどうか?と確認すると、今はゴーヤの実が小さいので判断できないとの返事。。。
待つこと更に数日。
残念ながら、農薬の配置では、虫を幾分か捕まえることはできても、実の変色を避けることはできず、虫被害にはあまり有効ではないことが判明しました。
勿論「効果があった」方が良いのですが、こうして可能性のあることに挑戦してみて「効果がなかった」と結果を得られたことも、このプロジェクトの中では意味があったと思います。
次なる作戦で、木酢液がカンボジアで手に入るのか。。。
また、ダッシュ村で使用していた自然由来の農薬を試してみようという話になっていて、これからも少しでも可能性のある事に、挑戦の姿勢でいきたいと思います。
NPO法人HERO
ツカジ