陸を駆け、海を渡り、五感で味わう。奄美大島で新規開拓!【新規地域開拓•奄美大島①】
皆さんこんにちは!村おこしNPO法人ECOFF学生支部のたきです!
現在、学生支部では、山形県最上町と並行して、鹿児島県の奄美大島でも新規コースのスタートを目指しています!
それに先駆けて、2023年の12月27日~29日の2泊3日、学生支部の奄美担当の3人で、奄美大島に事前調査に行ってきました。本記事から3回に分けて、事前調査の様子、地域について、世話人について、それぞれ紹介していきたいと思います!
奄美大島1回目の本記事は、事前調査の様子を報告します!
奄美大島についての詳しい地域紹介は、次回の記事でするので、ここではちょっとだけ。
奄美大島は鹿児島県の島です。鹿児島といっても、沖縄寄り。
年間を通じてあたたかく、文化も鹿児島と沖縄のものが融合されているのが魅力です。
鹿児島に数ある離島の中で最も人口が多く、中心部は都市化されているので、初めて島に行く人にとっても、行きやすい場所となっています!
2021年には、世界自然遺産にも登録されました!
今回の事前調査の目的は、世話人の方と意識の共有をすること、そして現地で何を活動としてできるかを探ること。
普段世話人の方がやられているツアーを実際に体験するとともに、道中でたくさんお話を聞かせていただくことができました!
[1日目]
午前中に奄美空港に到着し、世話人の方と合流。
まずは、世話人の方が代表をされている、ガイドセンター兼ショップの「アマニコ」にお邪魔し、e-bikeをお借りしました。
e-bikeとは、「電動アシスト付きマウンテンバイク」のこと。私は初めて乗ったのですが、急な坂道もスイスイ登れて、とても快適でした!バッテリーは、平坦の道であれば100㎞ほど走行できるそう。
ボランティア期間中は、参加者に1人1台貸していただけるとのことだったので、自由時間などに散策できる幅が広がると思います!
その後、宿泊施設の「アマニコビーチハウス」へ。ボランティア期間中に使用する寝室やキッチン等設備の確認をしました。
ECOFFでは、島や海岸地域で多くのコースが実施されていますが、ここの宿から海までの近さは、その中でも随一だと思います!
この施設、コロナ前まではゲストハウスとして利用していたそうですが、今はほとんど使っておらず、有効活用したいとおっしゃっていました。
もしかしたら、活動内容にこのビーチハウスのDIYも入ってくるかもしれないです!
その後、お借りしたe-bikeで、2手に分かれて周辺地域を散策し、帰ってきてから世話人の方とECOFFの活動についての意見交換・情報共有をしました。
このあたりの話については、次回以降の記事で紹介したいと思います。
[2日目]
2日目は、早起きをして、世話人の方がガイドを務める金作原(きんさくばる)の早朝トレッキングツアーに同行にさせていただきました!
金作原は、世界自然遺産の登録エリアで、ガイド付きかつ1日に入れる車の数に上限があるなど、観光客だけではなかなか行きづらい場所です。朝6:00からツアーを組んでいるガイドは少ないそうで、これはアマニコさんならではです!
豊かな自然を体感する同時に、世話人の方のお仕事されている様子を間近に見ることができました!
午後は、マングローブ林にて、カヌー体験をさせていただきました。
マングローブ林は、朝訪れた金作原とともに、奄美大島の人気2大観光スポットだそうです!
カヌー初体験でしたが、世話人の方に丁寧に教えていただき、すぐに漕げるようになりました。
カヌーで間近に抜けるマングローブ林は圧巻!漕ぎながら、世話人の方から色々なお話を聞かせていただき、とても勉強になりました。
そして、夜はアマニコのガイドさんの交流会に参加させていただきました。
皆さん面白い方ばかりで、この地域の人の良さに触れることができました!
世話人の方の三味線も聞くことができて、より地域について知ることができた気がします。
[3日目]
最終日は、午前中の便で東京に帰宅したため、宿の清掃で活動が終わりました。
たった3日間ではありましたが、世話人の方の奄美に対する熱意を感じるともに、大まかにですが、村おこしボランティア実施の際のイメージをつかむことができました。
現地調査と世話人の方との話し合いを通じて、現在北海道の奥尻島コースで実施しているような「地域を知り、体験する」ことを中心とした活動内容を検討しています。
2月ごろには、学生支部のメンバーで4泊5日のモニターツアーを実施し、夏ごろの本実施を目指しています!
まだ期間がありますが、奄美大島[朝仁コ―ス(仮)]の開催を皆さん楽しみにお待ちください!
次回の記事では、奄美大島と滞在する朝仁地区について紹介します。
最後までご覧いただきありがとうございました!