奄美大島[朝仁コース(仮)]の世話人はこんな人!心に秘めた奄美への熱い思いとは。【新規地域開拓•奄美大島③】
皆さんこんにちは!村おこしNPO法人ECOFF学生支部のたきです!
現在、学生支部では、山形県最上町と並行して、鹿児島県の奄美大島でも新規コースのスタートを目指しています!
それに先駆けて、2023年の12月27日~29日の2泊3日、学生支部の奄美担当の3人で、奄美大島に事前調査に行ってきました。前々回の記事から3回に分けて、事前調査の様子、地域について、世話人について、それぞれ紹介しています!
前回までの記事は、以下のリンクからご覧いただけます!
奄美大島3回目となる本記事は、世話人の方についてご紹介します!
奄美大島[朝仁コース(仮)]の世話人になる予定の方は、★白畑舜(しらはたしゅん)さん★です!
株式会社「アマニコ」で認定ガイド兼会社経営をされています。
奄美大島のご出身で、島のことについてとても詳しく、愛を持っていらっしゃる方です!
普段は、海でのシーカヤックやSUP、マングローブ林でのカヌー、森でのナイトツアー、原生林でのトレッキング・e-bikeツアーなどのガイドをされています。
その仕事のかたわら、カヌーでの挑戦もされています!毎日チームで早朝に練習もされているそうです。
昨年の7月には、白畑さんと仲間の皆さんで、トカラ列島の宝島(ECOFFでも村おこしボランティアを実施しています!)から本土の鹿児島市まで、約300kmを渡ったそうです!素人には想像できない距離ですね!
2泊3日の現地調査で、たくさん白畑さんとお話させていただく機会があったのですが、その中で印象に残っているお話や想いを2つご紹介します!
~奄美に若者が来てもらいたい!~
奄美大島は、人口規模の大きい島のため、小学校から高校までは島内にあります。しかし、大学がありません(福祉の専門学校は1校あるそう)。よって、高校を卒業した後は、鹿児島などの大学に進学するため、皆島を出て行ってしまうそうです。
30代になって、Uターンで戻ってくる人はいるものの、大学生~20代の若者がどうしても少なくなってしまいます。これは多くの島に共通している課題です。
そのため、ECOFF等の活動を通じて、奄美に多くの若者に来てもらいたいとおっしゃっていました!
ECOFFで来る学生には、仕事を手伝ってもらいたいというよりも、奄美大島の良さを体験して、知って、価値観を変えてもらいたいそうです。
「気づきとか変化をつくれる島にしたい」という言葉が印象に残っています。移住に繋がらなくても、関係人口を増やし、身近な人からの口コミを広げたいとおっしゃっていました!
このような考え方は、ECOFFの理念に通じるものがあるように感じます!
~奄美の自然を大切にしたい!~
白畑さんは、奄美の自然をとても大事に思っていらっしゃいます!
誰も立ち入らないような自然を残したいというわけではなく、エコツーリズムやアドベンチャーツーリズムといった形で、程よく自然を利活用し、観光客にその良さを知ってもらいたいと日々お仕事されています。
そのため、白畑さんのツアーでは、歩きや電気自動車、e-bikeで移動し、できる限り自然に負担のかからない方法で実施していました!
また、奄美では海に目がいきがちですが、森にもたくさんの魅力があるので、それを伝えていきたいともおっしゃっていました。
世界自然遺産に登録されたのも、「アマミノクロウサギ」や「ルリカケス(鳥)」といった固有種が生息している生物多様性ゆえです。
高齢の方向けのマニアックなツアーが多いので、より視野の広いツアーを目指しているそうです。
白畑さんは大人しい方ですが、奄美の将来について熱く考えていらっしゃるので、ボランティアへの参加を通じて、新たな価値観を得られるのではないでしょうか!
ちなみにサムネイルは、調査2日目夜のガイドさんとの交流会での集合写真です!(詳しくは前々回の記事をご覧ください)
真ん中で青いパーカーを着ているのが白畑さんです。
アマニコのガイドさんとの交流も、このコースの魅力の1つになると思います!
奄美大島3回目の記事は、世話人の白畑さんについてお届けしました。白畑さんの良さが、少しでも皆さんに伝わっていれば嬉しいです!
白畑さんが代表を務める、「アマニコツアーガイド」のホームページもぜひご覧ください!
「アマニコとは」のページには、白畑さんを含めたガイドさんの紹介も載っています。
アマニコツアーガイド
2月ごろに現地でのモニターツアーを実施いたしました。
その様子もnoteでご報告できればと思っています。
本格的な受け入れは来年2月ごろの予定です。
お楽しみに!
最後までご覧いただきありがとうございました!