お産の時に使う消費カロリーは?
社交ダンスを2時間
ヨガを2時間
縄跳びを2時間
クエスチョンの正解
答えは③ 縄跳びを2時間です
縄跳び1時間の消費カロリーは1074kcalです。
お産には概ね2000kcalのエネルギーを消費すると言われます。
陣痛の役割
ひたすらつらい陣痛は、神様がママになることの試練として与えているのでしょうか?
陣痛には大切な役割があるのです。
陣痛はママの子宮を収縮させ、赤ちゃんをお腹から押し出しだすだけではなく、産道も柔らかくよく伸びるようにしています。
子宮がぎゅーっと収縮すると、赤ちゃんの肺を満たしていた水は少しづつ搾り出され吸収もされていくので、陣痛は赤ちゃんが産まれてから呼吸をしやすくする役割も担っています。
人間の体は全てに無駄がないのですね。
陣痛が来た時のパパミッション
★食べやすいものを準備しよう!
縄跳び2時間分の体力を維持しなければなりません。
陣痛が来て辛い時は、片手で持て簡単に口にすることができるものが適しています。
水分以外に、ゼリー飲料やおにぎり(塩握りが好評です。)なども準備しておくと便利ですよ。
多くの出産施設では陣痛で入院すると産後のお食事が出ますが、産後食は幾分ガッツリしたメニューが多いので、食べたくないというママも多いものです。パパもお腹が痛いときにビーフシチューやグラタン・・・ちょっと無理ですよね。
★動ける時に動こう!眠れる時に眠ろう!
「お腹が痛い時は静かにしていよう。」
これは動物の本能とも言えるのですが、陣痛中は適度に歩いたり姿勢を変えたりしていくとより効果的な陣痛になるのです。
痛みの合間に歩く、階段の昇降、アクティブチェア、スクワット、四つ這い破水をしてなければシャワーなど。できるだけやってみましょう。
同じ姿勢をとり続けること自体、疲労の原因になり陣痛を弱めてしまうことがあります。
ずっと動きっぱなしの必要はありません。
疲れたら横になる。
眠気がきたら数秒でも眠るくらいの気持ちで過ごしましょう。
どうせ、すぐ痛くなると思いがちですが、一瞬のウトウトは体をリラックスさせ疲労回復の効果があります。
スムーズに進んで縄跳び2時間分のカロリーを消費する出産は、一度来た陣痛をいかに上手に使ってスムーズに出産できるかにかかっています。
助産師からはママの陣痛などの状況をみて、さまざまな提案させていただくことがありますので、パパや出産施設の助産師と一緒に陣痛を乗り切ってくださいね。