赤ちゃんにベビーパウダー使うべき?
使う
使わない
クエスチョンの答え
正解は② 使わないです。
赤ちゃん用品店やドラックストアでは現在でも販売されています。
おそらく、おばあちゃま世代では赤ちゃんの準備といえばベビーパウダーはマスト的な存在。以前は必須のグッズでした。
なぜ赤ちゃんに使用しなくなったのか。
赤ちゃんに使用しなくなった理由は以下です。
1)昔のパウダーにアスベストが含有されたものがあったからです。
現在はタルク又はコーンスターチが使われています。
2)ベビーパウダーは粉末の粒子が細かく、毛穴や皮膚につくことから、皮膚呼吸の妨げにとなるという指摘されています。
乳児期から3歳までは汗腺はとても活発に発達します。
汗腺が詰まると汗をかきにくく、体温調節に問題が出てくる可能性が出てきます。
3)細かい粒子は皮膚にポンポンとつけたときに空気に乗って飛び散り、赤ちゃんが吸い込むこともあるのです。
また使用に際してパフを使うタイプだと、パフの汚れからバイ菌が繁殖しやすいことも問題です。
このような理由から、購入や塗布を勧めなくなりました。
今はさまざまなタイプのものであったり、また汗腺が発達した3歳以降ならつけすぎに注意して使うこともあります。
この際もパフでポンポンせずに手のひらに適量をだして、はたかないようにつけてあげると良いですよ。
個人的にはベビーパウダーの香りは好きだった覚えがあります。(ガッツリパウダー使用世代です。)
なかには気を利かせて祖父母さまがご準備したり、いただいてしまう場合もあるでしょう。そんな時はありがたく受け取って、大人が使うという手がありますよ。
ベビーパウダーに関するパパミッション
★シッカロールは幼児期までは使用しない。
ベビーパウダーは汗疹の治療薬ではないので、汗疹ができたら以下を行いましょう。
・皮膚の清潔
・水分は押し拭きでしっかり水分を取る。
・保湿
これらを数日心がけても改善が見られない時は、市販薬は使用せず受診しましょう。
大人も汗疹ができると痒くて落ち着かないですよね。
赤ちゃんは自分で痒いところを掻くことも、痒いと伝えることもできないのでご機嫌も悪くなります。
赤ちゃんは皮膚がまだ薄く、皮膚と皮膚の密着部分が多いので汗疹に悩まされることが比較的多いものです。
必ずしも保育者のケアが悪いからできるというわけではありません。
赤ちゃん自身の肌質も大きく関係します。
それぞれに合った正しいケアを小児科や皮膚科で聞いてくださいね。
ではまたお目にかかりましょう。
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