妊娠中の検査は出産施設ごとにちがう?
①ちがう
②どの施設も同じに内容
③一部ちがう
正解は③一部ちがう。です。
妊婦健康診査(妊婦健診)は全額自己負担ですが、自治体が一部費用を負担してくれる制度が取られています。
母子健康手帳をもらうときに一緒に補助券が交付されているので、母子健康手帳をママと一緒に見てみましょう。
厚生労働省から推奨されている検査で、多くの自治体の公費で負担されているものは以下です。
一般的に、貧血検査、梅毒検査、B型肝炎ウイルス検査、HIV検査、風疹抗体検査、血液型・不規則抗体検査、血糖検査、C型肝炎ウイルス検査、クラミジア検査、子宮頸がん検査など。
これに各自治体や出産施設の方針が加味されて希望者のみの検査となるものは以下です。
淋菌検査、トキソプラズマ抗体検査、ムンプスウイルス検査、サイトメガロウイルス検査などがこれにあたります。
よくある質問として、妊娠中に転居などがあった場合転居席で補助券が使えるか?というものですが、出産施設又は自治体の母子保健課で相談ができますよ。
妊娠期の検査に対するパパミッション
⭐️妊婦健康診査の結果をママと確認しよう!
一昨年の新型コロナウイルス感染拡大によって妊婦健康診査にパパが入れない状況です。
健診の結果は母子健康手帳に記載され、検査結果は多くの施設でママのお手元に渡されます。
ママと一緒に妊婦健診や検査結果を見て、ママや赤ちゃんの様子を知ることがパパになる第一歩です!
⭐️妊婦健診を受ける施設(出産する産院)の検査項目を知っておこう!
赤ちゃんが産まれる前から、妊娠中のことやこれからの事を知っておくのは実はとても大切なことです。
妊娠中は育児の準備期間と考えて男性女性ともに、その一つとしてどんな目的でどんな検査があるか知ってくださいね。
もし質問があるときはママにお任せにせず、メモ用紙や付箋に質問内容を記載して妊婦健診の結果を書く欄に挟んでおけば、医師や助産師の目に留まり、返答がママに伝えられるでしょう。
パパママお互いの疑問点、質問したいことを共有することも家族という関係を築いていく上で大切なことなります。
「パパの出番は赤ちゃんが産まれてから」と考える男性も多いと思います。しかしお腹の中に赤ちゃんが宿って、それを守る身体の変化を起こす過程で、ママの気持ちは不安や迷いに揺れ動くこともよくあります。
そんなママと歩みを共にすることからパパになる道は始まっているのです。