シェア
佐藤亜紀 NPO法人aLku
2017年8月8日 10:34
<協力隊1年目> 手探りでのひとり親支援(後章)「一度お会いしてお話しさせてください!」電話越しでそう話す県庁の人は、熱意の塊のような人で、長井市でひとり親コミュニティあんじゅ会を立ち上げた私に興味を持ってくれたようだった。電話でのやり取りがあった数日後、わざわざ長井市までお越しいただき、子育て推進課同席のもと話し合いが始まった。小室さんは「これから県でもひとり親家庭の支援に力を入
2017年8月7日 09:58
<協力隊1年目> 手探りでのひとり親支援(前章) 地域おこし協力隊に着任した翌月に長井市に住むシングルマザーから「長井にはひとり親が集まったり話したりする場がなくて、シングルマザーの友達がいない」という相談があった。私もひとり親ということから“ないなら作りましょう!”と長井市ひとり親家庭のコミュ二ティ“虹のわ会”を発足した。まさかこんな軽い勢いで発足したものが今の様な事になるとは思いも
2017年7月30日 11:28
地方創生が注目されている昨今、よく耳にする“地域おこし協力隊(以下協力隊)”その名の通り都市圏に住む人を対象に、地方に移住してもらい地域のために活動をする人達の事で、平成29年7月現在、全国で4千人以上の協力隊が活動している。私も山形県の置賜地方にある長井市という人口三万人弱の小さなまちの協力隊として着任し今年が3年目だ。協力隊の任期は最長3年間なので今年が協力隊として活動できる最後の年と
2017年7月29日 20:06
「田舎で子育てしよう」神奈川県川崎市にある息苦しいほど蒸し暑い部屋で、汗が額からキーボードに滴り落ちるのも気にせず、夢中になってパソコンに向かった平成26年の夏、静かにデスクトップを閉じた時、私はそう決断した。私の出身は神奈川県川崎市、人口約147万人(平成27年11月現在)、都心へのアクセスも良く年々人は増え続け、騒音を響かせ常に何かを建てている。日々まちの景色は変わり、なんだかとて