「信頼関係」を築くために、他の存在を認め受け入れる
こんにちは。そるなで代表の秘書を務めさせていただいている、minoriです。
初めましての方、存在は認知していただいている方、さまざまかと思います。
そるなのメールマガジンを購読してくださっている方は、「あれ？フランスに行ったのでは？」となっているかもしれません。
その通り、今この記事はフランスからお届けしている訳ですが、フランスに来てからも引き続きそるなで代表のサポートをさせていただいております。
今までは私がそるなを通じて何かを発信することはなかったのですが、noteという媒体を通じて、たまにこのように皆様と交流できたらなと思っております。
さて、はじめましての本日は「信頼関係」についてのお話です。
フランスで驚いた、ペット事情
私がフランスに来て最初に滞在していた都市、パリ。
今回が人生初めてのフランス滞在となるわけですが、まず最初に驚いたのが、犬の散歩をしているときにリードをつけていない飼い主の多さ！
体感としては、6割くらいでしょうか。
リードをつけている人でも、かなり長く、収縮するタイプのものを使用している方が多かったです。
もちろん皆とてもお利口さんで、飼い主の先を進むも、ちゃんと飼い主がついてきているのかを確認しながら進んでいる犬ばかりでした。
次に驚いたのが、その状態で地下鉄に一緒に乗ってくること。
日本だと、ゲージやバッグに入って乗ってくることはあっても、そのままの状態で乗ることはないですよね。
（日本においてペット同伴で電車を利用するには、ケースに入ることが条件で有料の手荷物扱いになるようです）
なのに、フランスではリードもなしで地下鉄に乗ってくるのが日常。
（ルール上の制約はあるみたいですが、個人の裁量に任されているみたいです）
それができる飼い主にも、その環境を受け入れる周りの人たちや社会にも、感激してしまいました。
リードの長さは、信頼関係の深さ
上記の話を代表にしていたとき「私の尊敬する人も、リードなしで犬の散歩をしている。”リードをつける＝飼い主が不安だから繋ぎ止めておきたい”ってことだと思う」と言っていて。
まさに、その通りだなと思ったのです。
他と気持ちよく共存していくためには信頼関係が必須で、どちらか一方が不安で縛り付けていたらもう一方は自由に自分らしく生きることは難しくなります。
「あなたのためを思って」
「こうしないとあなたが危険だから」
このような気持ちの根源は、「そうしないと"私が"不安だから」ではないでしょうか。
リードが長ければ長いほど、相手は自由度が増します。
行動範囲がそれだけ広がりますし、飼い主は制御が効かなくなっていきます。
リードをつけないということは、その状態でもお互い大丈夫という認識が相互にとれているからこそできることだと思うのです。
他を認め、受け入れるということ
もちろん、生まれたばかりの赤子を野放しにすることはできません。
然るべき教育を施し、自分でできるようになるまでは面倒を見る責任があります。
犬も同じで、迎え入れてからしばらくは、お互いを知る期間があります。
その期間に「信頼関係を築く」ことが、とても重要なのではないかと言いたいのです。
そして信頼関係に繋がるポイントの一つが、「相手を受け入れる」こと。
相手はどういう性格なのか、なにをしたがるのか、どこまでは介入せずに尊重してあげられるのか、その範囲はどこまで増やせそうなのか・・・。
相手は相手であり、自分ではありません。
当たり前のことだけれど、人は皆、自分に良い環境になるよう周りをコントロールしがち。
まずは、「相手は相手。例え子供でも、動物でも、コントロールはできない」と頭に入れておくだけで、見え方が変わるかもしれません。
そうやって受け入れて初めて、お互いが気持ちの良い関係性を築く準備ができ、その後の信頼関係の構築につながっていくのではないでしょうか。
最後に
今回は相手と自分との信頼関係について書きましたが、無意識に自分を縛り付けているケースもあると思います。
「こういう場合はこうしなければならない」
「私は昔からこうだったから」
一旦全ての思考をリセットして、自分の素直な気持ちを受け入れてみませんか？
そもそも自分を受け入れられていない人が相手を受け入れようとすると、自身の中にギャップが生じてしまい、苦しくなってしまいます。
世界で一人だけの、大切で愛おしい自分。
まずは自分を認めてあげて、受け入れることから始めてみるのも、良いかもしれません。
私たちそるなは、家事代行による家庭支援サービスを展開しているNPO法人です。
家庭支援を通じて、これからの家族のカタチを考えます。
そして、そるなの代表であるちょうこがまもなくお誕生日ということで・・・
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それでは、今日も素敵な一日をお過ごしください。
いってらっしゃい！そして、おかえりなさい！
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