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プロボノ プロジェクトが始動しました!

“家事代行をもっと身近に、親しみやすく”をmissionに
「家庭支援のための家事代行」を行うNPO法人そるな、代表のちょうこです。
(そるなを立ち上げた背景はこちらをご覧ください)


さて。突然ですが、皆さんは「プロボノ」という存在をご存知でしょうか?

画像引用:朝日新聞SDGs ACTION!

簡単に言うと、「専門性の高いボランティアさん」という認識が近いのかな、と個人的に解釈しています。何かとリソースの不足しがちな我々NPO界隈にとって、これほどまでに心強い存在はありません。

そして、どうしていきなりプロボノさんについて説明申し上げたかと言いますと。

そうです、その通りです。
我々NPO法人そるなで、複数名のプロボノチームを受け入れるプロジェクトが始まったのです〜〜〜〜〜!!🎊パンパカパーーン✨

ようやくお伝えできるところまで進んで参りました。
いや〜〜〜〜〜、待ち侘びていました、この日を( ´ ▽ ` )長かった!

今回私たちがプロボノチームにjoinしていただくにあたりお願いしたのは、「未来を見据えて今から活動方針を固めていくために、力を貸してください!」という内容。いわば中長期計画立案のための伴走支援です。

これから始まる半年間のプロジェクトでは、団体内外関係者へのヒアリングや市場リサーチを通じて、私たちの活動を一段階高い視点から客観視することで、自分たちのvision「全ての子どもたちが、伸びやかに成長できる社会」の実現に向け、取り組む方針をプロボノさんと共につくります。

今回、プロボノさんへお願いするに至ったのは、

我々の活動も3期目に入り、大変有難いことにご利用者さんの口づてやメディアによって少しずつ認知が広まりつつある中で
業界団体に所属したり、愛知県での活動が始まったり、思いがけないスピードで仲間が増えたり減ったり、研修の一環として勉強会を開催するようになったり、、、と、

「家事代行」を起点に
出来ること・やりたい事・求められること
が、少しずつ拡大していく一方で

運営体制がそれに追いつかず、目の前のTo Doをこなすだけで手一杯になってしまっている状況が続いており、今の状況が続けばいつかは我々の方が消耗してしまうと、健全ではないと、ずっと感じていたからでした。

お声が掛かるから、その声に応えたい。
そうすると、人が足りない、新人メンバーの教育も間に合わない。
教育にかかる人件費はどこから捻出しよう?
今いる人たちをフルスロットルにして対応しよう。
ただそうすると、休めない、現場で手一杯になり事務作業が進まない、気持ちにゆとりが持てない、次第に人に優しくなれなくなって、結果ご利用者さんに気を使わせてしまう。。。

あれ、家庭支援ってどうやるんだっけ、、、、?

お恥ずかしながら、そんな悪循環に陥りがちだったのが、今年の春〜夏の出来事でした。プロボノプロジェクトに志願したのは春先でしたが、その時も「やる事多すぎて、家事代行が嫌になりそう、キィーーーッ‼︎」と、気が触れてしまいそうなタイミングで、フラストレーションをぶつけるかのように公募提出したのがきっかけでした。笑

そこから春、夏、と引き続き大変な事やびっくり案件も続き、精神面で必要以上に労力をはたいてしまったのが、今期前半の個人的な反省点です。

今後長い目でみて組織を発展させていく上で、
目の前にぶら下げられた人参へ向かってただ走るのではなく
自分たちが今走っているフィールドをもっとよく見渡した上で、進む先をしっかり見極めたい、と毎日強く感じていました。

しかしそのためには、今の自分たちの力ではどうにも実力不足であることも、
今ある人的・スキル的資源を使ったとしても、今の延長でしかないことも思い知り、

それではダメだ!!
と足掻く私たちに手を差し伸べてくださったのが、認定NPO法人サービスグラントさんによる半年間のプロボノ プロジェクトです。


9月下旬には、プロボノチームとそるなメンバーとのキックオフMTGが実施され、初めての顔合わせ&今後のすり合わせを行ってきました。

キックオフMTGでは主に
・活動の経緯(どうして そるな が生まれたのか?)
・mission、visionとpassionの共有
・将来的な展望の希望
・プロジェクトが終了する半年後にはどのような状態に成長したいか

などなど、事前にお伝えしていた基礎情報を確認しながら、解釈の相違がないかを確認しました。

我々そるなとしては、「やって当たり前」だった家事代行の活動も
第三者的な立場からそるなを見るプロボノさんに根掘り葉掘り聞かれる事で、初めて言語化される部分があり

「あ、自分たちの譲れない部分はココにあったんだ」
「これって他の人には無い感覚なんだ」

と、私たち自身の間でも自覚していなかった(共有できていると勝手に思い込んでいた)活動への意思を、改めて共通概念として認識する事ができました。

そして(そりゃそうかもしれませんが)
普段は猪突猛進タイプの人間が集まる我々そるなにとって、プロボノチームの皆さんが落ち着いていらっしゃること( ・∇・)頼しー!

安心感と安定感を感じる受け答えって、こういうことなのか〜と、ひとりのオトナとして刺激をもらいつつ、
今まではこうして、NPOメンバーを利用者さん以外の他の人たちと積極的に交流できる場面が少なかったので、皆にとっても学びと気づきの多い時間になれば嬉しいです。

組織内に、新しい風が吹き
気合いとパッションに先を見越す力を兼ね備え始めた、私たちNPO法人そるな。

今後の活躍に、乞うご期待です🌟

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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