北播磨の未来を描くワークショップ|第1回 開催レポート
このレポートは、全5回に参加できず途中から参加される方、ワークショップに参加できなかった方に向けて、どんなプロセスで「北播磨の地域デザイン案」が紡ぎ出されていったのか。ワークショップの様子や話し合われた内容についてお伝えしていきたいと思います。全体概要はコチラ
第1回目(9月27日)の大まかな流れ
グラフィックレコーディング by ひめくま(岡田英之)さん
①北播磨県民副局長のご挨拶
②事業主担当の小林さんより概要説明
③アイスブレイク!みんなの共通点探しゲーム
④グラウンドルールの説明と本日の位置付け
⑤ペアインタビューと他己紹介
⑥グループワーク「北播磨の魅力・強みってなんだろう?」
グループワーク「私たちが思う『北播磨の強み・魅力』(北播磨らしさ)ってなんだろう?」
↑最後のグループワークの発表内容
【ざっと概要をかいつまんでご紹介】
最後のグループワーク発表ではこんな意見が出てきました!
・自然の豊かさ+都会からの交通=ちょうどいい田舎
・緑豊かで美しい水がある
→果物、山田錦、杉原紙、播州織、金物産業につながっている
→日本の食文化を支える肉類や産業がたくさんある
・工業団地など外から入ってきた人が、すっと入りやすい(地域に溶け込みやすい)のが良さではないか。
・自然の中で暮らしているので、高齢者が元気!
・みなさん北播磨が大好きです♡
・人とのつながりや支え合い→地域の見守り
・県内にある5つの国宝のうち、3つが北播磨にある!
・山や広い土地があるから、気球にのったり、ロードバイクができたりするなどのアクティビティができるのではないか
などなど・・・!
あくまでも一部のご紹介です。
本記事の最後に発表時の模造紙を貼っていますので、興味のある方はそちらをご覧ください^^
2回目以降からの参加も可能です。記事後半に申込先も掲載していますので、興味のある方はそちらからご応募くださいませ!
--------- ここからは第1回の当日の詳細について紹介します ---------
まずは、この事業の概要について、インプット!
まずは兵庫県北播磨県民局の野村副局長のご挨拶。このワークショップで北播磨の未来を地域の若者のみなさんに描いていただくことの重要性についてお伝えいただきました。続いて、同局ビジョン担当の小林さんより、このワークショップの位置付けについて詳しく説明いただきました。
ワークショップ全5回を通して生まれた「地域デザイン案」は、ビジョン検討委員会のみなさんに提出され、北播磨県民のみなさんに配布されたアンケート結果と合わせてビジョンを策定する大切な要素になるというお話でした。
アイスブレイク!みんなの共通点探しゲーム
これから時間を共にする皆さんが、緊張せず、ありのままの自分で意見を出すためにも、まずは安心して話ができる関係をつくる時間をもうけました。今日の場にはどんな人がいるのか、ゲーム感覚で体を動かし楽しみながら知り合えるワークを行い緊張をほぐしていきます。(氷のように固まった空気を壊す、溶かす比喩としてアイスブレイクと呼ばれています)
写真は「北播磨歴順に並んでみよう!」と題して、北播磨に関わった歴(生まれ育ちの方は年齢=歴)順にみんなで声を掛け合いながら時間内に一列で並ぶゲームの様子。「北播磨歴、何年ですか?」と声をかけないと一列に並べません。声をかけやすくなる仕掛けを施しました。
他にも「普段活動している地域は?北播磨人間マッピング」「インドア派?アウトドア派?/一人派?みんな派?」など、参加者の人となりや活動地域がわかるようなゲームを盛り込みました。2回目以降もこういった時間を挟みながら進めていきますので、途中参加の方もご安心ください。
↑徐々に和らいだ表情に。
グランドルール:この場でみなさんと大事にしたいこと
ワークショップを行う上で、みなさんと大事にしたいことを共有しました。このグランドルールを参加者全員で守ることで、さらに安心して話すことがでるようになります。
本日(第1回目)の位置付け
このワークショップはみんなで目指したいと思える北播磨の将来像を言語化することが最終ゴールです。「目指したいと思える北播磨の未来」を描くために、まずは北播磨「らしさ」を明確にすることに焦点を当て深めていきます。
今回の第1回は「私が思う」北播磨のらしさを。第2回は客観的なデータなどを元に、外からの視点も含めて北播磨らしさを見い出していきます。
ペアインタビューと他己紹介
続いて、ここからは本格的なワークに入っていきます。2人1組でペアになり、お互いのことを掘り下げるペアインタビューを行いました。
あらかじめ設問を準備しておき、聞き手が質問する形式で話し手が物語を語るように意見を引き出す「ストーリーテリング」により、普段から感じている地域の良さを語っていただけたかなと思います。(第1回にご参加いただけなかった方は、ぜひ一度この設問について考えてみてください^^)
その後、“聞き手”になった人が、“話し手”を紹介する「他己紹介」をして、ペアトークの内容をグループで共有しました。
グループワーク「私たちが思う「北播磨の強み・魅力」(北播磨らしさ)ってなんだろう?」
↑難しいテーマに頭を抱えながらも取り組む参加者の様子
ここまでのペアトークで出てきた、一人一人が感じている「北播磨の魅力」を集めていき、北播磨ならではの「強み」や「魅力」とは何か?を話し合いました。出てきたキーワードをくくる小見出しをつけることを目指しました。
グループワークの発表
最後はグループワークの共有です。各グループで話し合った内容を会場全体に共有しました。
発表内容は本記事の冒頭に紹介していますので、そちらをご覧ください。
次回は「北播磨のらしさを探る編 その2」データを元に地域の実態を捉えながら、北播磨の「らしさ」を深めていきます。
第1回目は「私」視点から、地域の魅力や強みを洗い出し、全体で共有しました。次回は、県民局が持つ統計などのデータを元に、より多面的に北播磨のことを捉え「らしさ」を深めていきます。
まだまだ参加者募集中!第2回目はオンライン参加も可!
第1回目は23名の方にお集まりいただきました。
定員としてはまだ余裕があります。第1回目に参加できなかった!興味あるな〜参加してみようかな?と思われた方は、ぜひご参加ください^^
第1回目の内容も丁寧に振り返りながら、本編に入っていきたいと思いますので、安心してご参加いただけたら^^
第2回 北播磨らしさを探る② @加西市
日時:10月11日(日)10:00〜12:30
会場:加西市民会館コミュニティセンター 小ホール(オンライン参加可)
〒675-2303 兵庫県加西市北条町古坂1丁目1番地
お申し込みはこちらから!
問い合わせ先
NPO法人シミンズシーズ TEL 079-422-0402 Mail info@npo-seeds.jp|主 催:兵庫県北播磨県民局総務企画室 ビジョン担当
|運 営:NPO法人シミンズシーズ
おまけ
対話を可視化するグラフィッカーのひめくまさんにご協力いただいています。こんな風に、話し合いを見える化できるってすごいですよね!!第2回ではどんな絵(可視化)ができあがるのか?お楽しみに〜!
最後のワークの模造紙はコチラ
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