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早漏に悩むあなたに(早い理由/改善法)

または、パートナーが早漏で悩んでいて満足できないあなたに。

「もう少し楽しみたいのに…」「相手を満足させられないかも」「こんなにすぐ終わっちゃって恥ずかしいは…」と悩んであなた。

早漏は決して珍しい悩みではありません。
原因を知り、改善に取り組めば、きっともっと満足できる時間を作れます!
今回は、射精の仕組みから早漏対策法、そして最新のデータまで、分かりやすく解説します。


こんにちは、NPO法人SAYi代表理事の佐藤きよたかです☺


早漏の現実:どれくらいの人が悩んでいるの?

実は、早漏は多くの男性が抱える共通の課題です。
日本性機能学会の調査によると、日本人男性の約23.4%(推定約910万人)が早漏に悩んでいるとされています。

特に20~39歳の男性では約30%に上るとのこと。また、挿入前や挿入後1分以内に射精してしまう人が約5%存在します。(まさにみこすり半…)

女性側からの声では、挿入から射精までの時間が「5分未満」で早漏と感じる人が多く、満足度を感じ始める目安は最低15分以上と言われています。

こうしたデータを見ると、悩んでいるのはあなただけではないと分かります。

そもそも射精のメカニズムって?

射精には、自律神経(副交感神経と交感神経)が大きく関わっています。

自律神経とは、心臓の鼓動や呼吸、消化など、意識しなくても働く身体の機能をコントロールする神経のことです。

1. 副交感神経(リラックスモード):
性的興奮を高める準備段階で働き、ペニスに血流を送る「勃起のエンジン」のようなもの。

2. 交感神経(戦闘モード):
刺激がピークに達すると「射精スイッチ」を押す役割。このスイッチが早すぎると「早漏」に。

つまり、射精は副交感神経で準備 → 交感神経で発射という流れ。このバランスが崩れると、射精が早すぎたり、コントロールが難しくなったりします。


早漏の原因


1. 心理的要因
緊張や不安、過剰なプレッシャー交感神経を刺激し、早漏の引き金になることがあります。

2. 身体的要因
セロトニン分泌の不足(射精を抑えるホルモン)
骨盤底筋の衰え(射精をコントロールする筋肉)

3. 生活習慣
ストレス、運動不足、睡眠不足が自律神経を乱し、射精のタイミングに影響します。


早漏対策のコツ!


①呼吸法でリラックス(吐くのを意識)


深い呼吸をすると、副交感神経が優位になりリラックスできます。
性行為中はつい緊張して呼吸が浅くなりがちですが、これが交感神経を刺激してしまう原因です。

4秒吸って、8秒吐くリズム」を意識して行うと、自然と気持ちが落ち着き、射精のタイミングをコントロールしやすくなります。

→ 興奮が高まったときには、一旦動きを止めて深呼吸(吐くのを意識)をしてみましょう。

②ケーゲル体操(おしっこを止める)


骨盤底筋は、射精のタイミングをコントロールする重要な筋肉。
この筋肉が弱いと、自分でタイミングを調整するのが難しくなります。
おしっこを途中で止める感覚で骨盤底筋を締めるだけ。
5秒間キープして緩める動作を10回繰り返し、これを1日3セット行うのが目安です。
→ 継続することで射精の持続力がアップします。


③スタート・ストップ法(イキそうになったら止める)


射精感が高まったタイミングで一旦刺激を止め、感覚が落ち着いたら再開する練習法です。
セルフプレジャー中にこの方法を試すことで、自分の射精感覚を掴むことができます。
「どのタイミングで射精しそうになるか」を理解することで、性行為中もコントロールがしやすくなります。


④性行為中のペース調整(騎乗位)


刺激が強すぎる体位や速い動きは射精を早める原因になります。
→ スローペースで腰の動きを小さく、ゆっくりとすることで刺激を抑えることが可能です。
→ 特に、リラックスできる女性上位(騎乗位)の体位では、自分で動きをコントロールしやすいのでおすすめです。
※ただし、女性が積極的に動かないようセーブしてもらいながら。


• メンタルケア


性行為への過剰なプレッシャーや「また早く終わったらどうしよう」という不安は、交感神経を過剰に刺激します。
→ 大切なのは「完璧にしよう」と思わず、「今回早く終わってもしょうがない」と割り切ること。

→ 性行為前にお互いがリラックスできる環境を整えたり、深いコミュニケーションを取ることで気持ちの負担が軽減されます。
※恥ずかしがらず、「僕は早漏だ」と事前に伝えられればある意味プレッシャーから解放されるかも?

生活習慣で早漏を改善!


運動:軽いジョギングやストレッチで自律神経を整える。
睡眠質の良い睡眠を確保する。
食事栄養バランスの良い食事で健康を保つ。

これらが整うと、射精コントロール力が自然に向上します。

パートナー(女性)ができるサポート

もしパートナーが早漏で悩んでいるなら、一緒に対策に取り組むことでお互いの満足度が高まります:
呼吸法を一緒に試す
スローペースで楽しむ時間を作る
「焦らなくて大丈夫」リラックスさせる雰囲気を作る


まとめ:焦らず改善しよう!

早漏は多くの男性が直面する悩みです。
「こんなに短くては満足させるには程遠い…」と思うかもしれませんが、対策を講じれば改善できます。
一歩ずつ取り組むことで、もっと満足できる時間が作れるはず。

大切なのは、焦らず、自分やパートナーを責めないこと
2人で楽しみながら改善に取り組むことで、さらに深い関係が築けるチャンスでもあります!

【NPO法人SAYi 代表理事 佐藤きよたか】

・イギリス、ロンドン大学卒/元外務省外交官・国際マッサージ資格セラピスト/2023年法人設立

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