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「中折れの悩み」/「オトコ目線」と「オンナ目線」の対処法【アナタは悪くない!】

中折れ。
性交中
挿入時に勃起が持続しないという現象は、男性にとって非常にデリケートな悩みです。
また、パートナーが中折れを経験した女性も、「私に魅力がないから?」「愛されていないのかな…」「原因は私かも」と悲しい気持ちになってしまうことがあります。

でも、ここでまず伝えたいことは、「あなたは悪くない」ということ。
男性も女性も、この問題を一人で抱え込む必要はありません。
この記事では、心理的負担を軽くするための小さな成功体験の積み重ねや、カミングアウト(相談)の重要性について解説します。


1. 中折れは自然なこと。だから自分を責めないで

中折れが起こる主な原因
中折れの原因は、心理的・身体的・環境的な要因が複雑に絡み合うことが多いです。以下のような理由が考えられます:

  1. 心理的要因

    • 性行為への緊張やプレッシャー。

    • 「また失敗したらどうしよう」という不安感。

    • 過去の失敗体験がトラウマ化している場合も。

  2. 身体的要因

    • 血行不良、運動不足、飲酒喫煙の影響。

    • 疲労、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れ。

    • 糖尿病高血圧といった健康上の問題。

  3. 環境的要因

    • 仕事や転職活動のストレス

    • 人間関係や家庭内の問題が頭を占めている。

    • 気がかりなこと、安心できない状況(借金など)



統計データで見る中折れの現状

日本性機能学会(2023年)の調査によれば、日本人男性の3人に1人が勃起障害(ED)を抱えています。
さらに、20代男性の約26.6%が軽度以上の勃起障害を経験していることが報告されており、これは40~50代とほぼ同じ割合です。

欧米でも同様で、イギリスのNHS(国民健康サービス)の調査では、40歳以下の男性の約25%が勃起障害に悩んでいることがわかっています。

つまり、若い人でも悩んでいる人がたくさんいます



2. 小さな成功体験を積み重ねることの重要性

中折れの心理的な要因を克服するには、「小さな成功体験」を積み重ねることが非常に効果的です。
人は、一度「大丈夫だった」という経験を持つことで、自信を取り戻しやすくなります。

ステップ1:プレッシャーを減らす環境作り
性行為において「成功させなければ」というプレッシャーが高いほど、緊張でうまくいかなくなることが多いです。
「今日はスキンシップだけでもいい」と思えるくらいリラックスした環境を作りましょう。

ステップ2:結果にこだわらない
勃起が続かなかったとしても、失敗ではありません。その日の体調や気分に合わせて、「ここまででいい」と思える柔軟な心構えが大切です。

ステップ3:性行為以外のスキンシップを楽しむ
ハグ、キス、マッサージなど、性行為以外の触れ合いを楽しむことで、リラックスした時間を共有できます。プレッシャーが少なくなると、自然にうまくいくケースもあります。

3. 薬やサプリメントを活用してみる

中折れには、薬やサプリメントを取り入れることで改善が期待できる場合もあります。
① 医薬品(ED治療薬)

  • バイアグラ(Viagra)
    世界初のED治療薬で、血流を改善し勃起を促す効果があります。

  • レビトラ(Levitra)
    効果が出るまでの時間が短く、即効性が特徴です。

  • シアリス(Cialis)
    効果の持続時間が長く、自然なタイミングでの性行為が可能です。

これらの薬は医師の処方が必要ですが、ED治療の第一選択肢として多くの人が利用しています。


② サプリメント

  • 亜鉛(Zinc)
    精子の生成や性機能の維持に必要なミネラルで、牡蠣やナッツに多く含まれます。

  • アルギニン(Arginine)
    血管を拡張し、血流を促進するアミノ酸。サプリや肉類、大豆に含まれています。

  • 高麗人参やマカ
    性機能の向上やエネルギー補給に効果があるとされる天然成分。

③ 注意点

  • 自己判断で薬やサプリメントを使用しない
    特に持病がある場合は医師に相談を。サプリメントも過剰摂取には注意が必要です。

  • 薬だけに頼らない
    根本的な解決には生活習慣の改善や心理的なサポートも必要です。


4. 他の人との経験や専門家への相談も視野に入れる

心理的な解放として他の人との経験
特定のパートナーとの間で中折れが続く場合、「その相手だからこそ」という心理的要因が影響していることがあります。

ここでは倫理的な部分は置いておいて、専門職(風俗など)他の人との経験を通じて成功体験を得ることで、「自分には問題がない」と確認できることがあります。

その結果、パートナーとの関係にも自信を取り戻せる場合があります。
専門家への相談の重要性
中折れの問題を一人で抱え込まず、専門家に相談するのも効果的です。

  • 医療機関: 医師による診断や薬物療法、ホルモン療法など。

  • 性的カウンセラー: 性に特化した心理的サポートを受けることで、不安を軽減できます。

    ぜひ、当法人にも気軽にご相談してみてください✨


5. 女性がパートナーにできること

はじめて中折れが起きたとき、男性は「申し訳ない」「恥ずかしい」と感じることが多いです。そんなとき、女性からの優しい言葉が彼を救うことがあります。
我々男性からの切なるお願いです🥺

①「あなたは悪くない」と伝える

  • 「大丈夫だよ、そんな日もあるよ。」

  • 「私にとっては、添寝だけでも十分嬉しいよ。」

② 明るい冗談で場を和ませる

  • 「ふにゃふにゃしてて、なんか可愛いね(笑)」

  • 「今日はスリープモードだね(笑)。添寝してゆっくりしよっ✨」

重い空気を変えることで、次回へのプレッシャーが軽減します。

③ 性行為以外の時間を楽しむ
性行為そのものではなく、二人で過ごす時間に焦点を当てましょう。
スキンシップや楽しい会話が、不安を解消する鍵になります。
もちろん「マッサージ」などの性的以外の心地よさも重要です。



6. 「あなたは悪くない」から始めよう

中折れは、深刻でナイーブですが、二人で乗り越えられるかもしれない、問題です。
男性も女性も、まずは自分を責めないことから始めてください。
「あなたは悪くない」
この言葉が心のプレッシャーを解放する最初の一歩です。
焦らず、ゆっくりと向き合いながら、解決への道を歩んでいきましょう✨

【NPO法人SAYi 代表理事 佐藤きよたか】
・イギリス、ロンドン大学卒/元外務省外交官・国際マッサージ資格セラピスト/2023年法人設立

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