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「境を越えて通信」Vol.66-2025年1月号-



今月の写真

「東京都立神経病院」の十階の病室(上段)と談話室(下段)から撮った空

今回から一年間、「今月のアート」の後を受けて「今月の写真」を掲載することとなりました。長らく「今月のアート」を担当された岩崎健一・航ご兄弟の創作に敬意を表したいと思います。毎月あのクオリティは本当にすごいです。そのあとを引き継ぐなんて肩に力がはいりまくりそうなんですが、そこは自分らしくゆる~くやっていけたらなあと思います。どうぞよろしくお願いします。
さて。
振り返ってみれば、私はこの「写真」というものにずいぶん救われてきたよなあ、と思います。登山と共に本格的に沼り始めた写真は「山の絶景」から「朝焼けの大空」に被写体を変えて今も続けています。写真てプライベートで撮る範囲では、基本的に「いいなあ」と思うものを切り取って何度も繰り返し見るんだから精神衛生上いいに違いないんですよ。で、今月の写真ですが「東京都立神経病院」の十階の病室(上段)と談話室(下段)から撮った空。朝は病室で、夕方は談話室で撮りまくってました。何しに入院してんだか。
ALS診断のセカンドオピニオンで二週間検査入院中の身だったけど、撮ってる間と現像してる時は病気のことは完全に消えてただの楽しい時間だった。
そんなただの写真好きのおじさんが写真のすばらしさについて一生懸命話そうと思ってます。ではでは、また来月。

杉田省吾
大阪府出身、現川崎市在住
2013 年 ALS 発症、2017 年気管切開。ヘルパーの手を借りながら今も写真を撮っています。
境を越えた瞬間のコラムはこちら


活動報告


『杳かなる』完成上映会&トークライブ(茨城県つくば市)(2024.11.2)
『杳かなる』完成上映会&トークライブ(茨城県つくば市)(2024.11.2)
吉岡宿にしぴりかの映画祭:『杳かなる』上映&上映後トーク(宮城県黒川郡大和町)(2024.11.30)
吉岡宿にしぴりかの映画祭:『杳かなる』上映&上映後トーク(宮城県黒川郡大和町)(2024.11.30)
カリプロ@山口県立大学(2024.10.26)

山口県立大学のInstagramにも掲載いただきました~!


今月のPick up

生活力向上講座についての記事を寄稿しています!

地域連携 入退院と在宅支援(日総研・2024年11・12月号)に事務局長本間の記事が掲載されております!
当事者と支援者がともに学ぶ「生活力向上講座」について、開催のきっかけとなった代表岡部の自宅で行っていた勉強会が当団体の講座へと発展していった変遷を紹介しています。
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漫画 ジョニーの話

今年最後はリキてつ!


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杉田省吾
大阪府出身、現川崎市在住
2013 年 ALS 発症、2017 年気管切開。ヘルパーの手を借りながら今も写真を撮っています。
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ジョナ☆シェン(漫画家)
京都精華大学マンガ学部卒業。2016年週刊少年サンデー新世代サンデー賞奨励賞受賞。ギャグ漫画描き。2018年3月~2019年7月、Webマガジン「ウブマグ」にて『ジョナのオムニバスショートギャグ漫画』『ジョニーの燃えよ裁判』を連載。また、京都の老舗クラブハウス、京都CLUB METROを中心に多数のイベントで定期的にライブペインター、VJとしても活動し、自身主催のアーティスティッククラブイベント「CANVAS」も運営。
X:@ricezhao1993
Instagram:@jonah_ricezhao