motif(モチーフ)がNPOで、ピンときている訳
NPO法人 motif(モチーフ)は、2020年5月、緊急事態宣言の最中、まさにコロナ禍の中、設立総会をオンラインにて開催されました。
設立後、紆余曲折があり、FLAME(フレーム)建設中@豊山町と現状なっているのですが・・・色々模索する中で、「どうしてNPOになったんだっけ?」と(NPOを真剣にやっている人には、不謹慎かもですが・・)考えることもありました。
確かに、NPOは、法人設立時、無資金で出来るのだけれども、事業を開始する際、当然お金が必要になります。設立後まだ事業実績・実態のない motif(モチーフ)にとっては、銀行口座を作ることさえ苦労しました。
また、使える助成金も少なく、使えたとしても申請手続きなど手間がかかるわりに少額で、先にお金をいただけなかったりで、使えそうなものを探すことができませんでした。
結局、コッキンさんと銀行の融資を頼ることになりました。(というか、なりそうですww)
設立後、さまざまな場面で、壁(問題)は感じるものの、不思議と motifがNPOであることに対して後悔することはなく、むしろ「NPOで正解!」とピンと来ているところもありました。
創業時の苦しさは、まだまだこの先1年?数年???くらいは続くのだろうと思われますが、NPOだということがデメリットではなく、むしろメリットとして捉えられると。心から思える自分があります。
先を考えない楽観的な性格、根拠のない自信・・・と言われてしまいそうですが、そういうことではなく・・・ww
それは、やはりこの法人( motif)の軸が、NPOに向いているからなのだ!と思っています。
株式会社、有限会社、一般社団法人・・・ある中で、なぜNPOなのか?を聞かれることがあります。
NPOとは?・・・・ということは、あえて私がここで語らなくても(間違えもありそうだしww)と思いますので、ここでは、わかりやすくて比較的新しいリンクを貼っておきます。
NPOって、儲けちゃいかんのだよね、ボランティアだもんね。とガチで思っている方はぜひ。
なんとなくわかっていて、NPO=胡散臭い、と感じている方や、
「最近、新しいNPOが少なくなったね、どうしてだろう・・・」とかつて、NPOが乱立していた時代(15年〜20年前)を知っているけれど現況は知らない方も・・・
ご興味のある方は、ぜひ一読いただけたらと思います。
『 motif(モチーフ)の軸=モノづくり=NPOとピンとくる!について。』
motifの考えるモノづくりについては、前回、前々回のnoteに書いている通りです。(ぜひ、読んでください)
motifは「もの」と「ひと」がつながる喜びをミッションに設立されました。
「つながる」ということで大切なことは、双方に余裕・隙間・余白があることだと考えています。
まずは、「かわいい!」「面白い!」と思えるようなモノ。
常識にとらわれない作者の自由な発想を生み出すような安心できる環境。
使い手側の、ものの背景を自由(勝手!)に想像する心の余裕。
そんな安心できる環境や、心の余裕によって生まれたモノは、人にとって心地よく、さまざまな人と繋がる瞬間(シーン)を生み出します。
つまり余白や隙間が、いいモノやコト、そして循環を生み出す!
社会的課題(ミッション)を解決するためにNPOは存在しています。 堅苦しい感じに聞こえますよね。しかも、「解決するため!」というと、そのために真面目に向き合う!とか、頑張ってわね〜!と思われがちでしょうが。。
motifでは、そもそも余白や隙間が生まれないと、ミッションが解決されないという考え方なので!ギリギリまで、自己犠牲のもと頑張るということが本来ではないのです。
関わる人々が、安心できる環境(状況・働き方)で、心の余裕のある状態で自分が興味のあること、できることで motifに貢献していただくことが、目的を達成するために大切なのだと思っています。
それは、社会的課題(ミッション)を解決することを目的(軸・社会的価値)としているNPOだからこそ、創造できる世界。
何か社会の役に立ちたいな・・・
でも、専念することはできないし・・・。
複業や、部活的な関わり方なら楽しめそう。。。
と、そんな新しい働き方(仕事のあり方)も考えられそうですね。
「新しい働き方」(社会的複業)の可能性も感じつつ。。。
NPOにピンときている日々を過ごしているのです。。