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なぜ、2度の起業を経験した僕は新卒NPOという選択肢を取ったのか?

こんにちは、はーちゃんです。
僕は3月に大学を卒業し、4月から京都の特定非営利活動法人グローカル人材開発センターというNPOで働いています。

NPOやNGOという言葉を聞いたことがある人は、多いのではないでしょうか?
最近では、ニュースでもNPOやSDGsという言葉を、よく聞くようになりました。

しかし、“NPOで働く”と聞くと、ピンとこない人も多いのではないでしょか?

「ボランティアでもするの?」
「どうやってお金を稼ぐの?」
これらは、実際に僕が周りの人から聞かれたことです。

しかし、海外では、大学生の就職先として希望する組織のトップ10にNPOが入るほど、NPOで働くことが一般的なのです。

だからこそ、日本でも、もっとNPOで働く、言い換えるとお金だけじゃなく、人助けや社会の為に働くという考えをもっと一般的なものにしたいと思い、発信を始めようと決めました。(Twitterの方でも発信しているので、ぜひ見てみてください!)

今日は、大学生の僕がなぜ、新卒でNPOという場所で働くことにしたかを、少しだけお話しさせてください。


①自己紹介

まず、改めて自己紹介させてください。
はーちゃんこと、羽田和真といいます。(右はデンマーク人の友人ヤコブ君)

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1996年6月3日生まれで、今年で25になります。
趣味は、散歩、読書、動物や子供と遊ぶこと、ゲームなどサブカル全般、お悩み相談を聞くこと。
好きな言葉は、人間万事塞翁が馬、うちはうちよそはよそ
大学生活では、NPO・NGOを掛け持ちしながら、2度友人の起業を手伝いました。(ここの話はまた別のnoteで!)
そして、21年3月に、神戸大学の国際文化学部を卒業し、4月から特定非営利活動法人グローカル人材開発センター(以下GC)というNPOで働いています。

GCを、超簡潔に説明すると、人材育成を行うNPOです。特に、若者の力を育み、社会の様々な “なにか” と掛け合わせることで、風通しのよい社会を目指しています。(詳しくはHPで!)
その中でも、僕が担っているのは、“グローカル人財育成事業”という、PBL(Project Based Learning)という所謂、プロジェクト型の学習機会を企業と連携して企画し、京都の様々な大学の学生と留学生を集め、行うという事業です。(現在、絶賛引継ぎ中です)

②新卒でNPOに就職することになった経緯


また、詳しいことは、別のnoteででも書こうと思うのですが、僕は、昔からNPOで働きたいと思っていた訳ではありません。高校生までは、ゲームが好きでゲーム会社に就職する!と意気込んでいました。その時は、実際に東京のゲーム会社まで、ゲーム会社で働くにはどうしたらいいかを、聞きに行くぐらい本気でした。

しかし、浪人期に貧困国との教育格差の現状を知り、国際協力に興味を持ち始めます。
そして、大学生活を通して、常にNPOやNGOに所属し、海外に行き今日行き現場を視察したり、友人の起業を手伝うなど、精力的に社会にいいことを行ってきました。

しかし、そういった活動の中で1つの気付きを得ます。
それは

日本という国では、人助けや社会にいいことが、仕事になり辛いということです

「人助け」や「社会にいいこと」はあえてここでは定義しません。
しかし、日本でNPOという働き方が、一般的でなかったり、なかなか理解が得られなかったり、様々な現場を経験してきました。


しかし、そのなかでも少しでも誰かの為にと、かっこよく働く人と会い、話す中で自分もこんなふうに働きたい。もっと、こんな人たちを増やしたいという想いが芽生えます。


最初は、起業という形でその想いを形にしようとしたのですが、20年のコロナの蔓延により、活動を止めなくてはならなくなりました。
再度起業するか、職に就くか。大学卒業を4か月後に控え、僕は岐路に立たされていました。
しかし、そんな矢先、知り合いから「君に合いそうなNPOがある」と紹介をもらいます。
それが、今働いているGCです。

そして、12月に初めて顔を合わせ、何度か話す中で
・これまで自分が培ってきたスキルや経験が生かせること
・自分が大事にしたい想いや価値観と重なる部分が多かったこと
これらの理由から、GCで働くことを決意し、2月からインターンという形で、業務に携わらせてもらっています。
かなり、簡潔ですが、これが、僕がNPOで働くことになった経緯です。

③NPOで働くにあたっての想い


僕は、NPOで働くにあたって、2つ大事にしていることがあります。

1つは、優しい人がバカを見ない社会を目指すこと
大学生活を通して、社会を良くしたいと思う学生や、夢を持った学生が、誰かの為に必死で活動している姿を見てきました。しかし、そんな人たちの想いが受け入れられなかったり、社会から否定される現場を何度も目にしました。僕は、そんな優しい人たちがもっとイキイキと想いを形に出来る社会を目指したい。からこそ、人を育てるということを仕事にしていきたいと考えています。

そしてもう1つは、NPOで働くロールモデルになることです。
まだまだ、NPOで働くということは、社会から理解されにくいです。しかし、お金ではなく、人のため社会のために働くという考えをもっと広めたい。誰かの為に、何かしたいという気持ちを誰にも諦めて欲しくありません。
だからこそ

日本で新卒NPOとして働いても、生きていけるんだぞ!
誰かの為に、社会の為に働くことは出来るんだぞ!

そんな、姿をこれから社会に出ていく学生や、今働いている人たちに示していきたい。
まだまだ、僕も社会に出て1か月の新米です。正直、右も左も分かりません。
けど、この想いだけは絶やさずに、これからも発信を続けていこうと思います。

ぜひ、これからも応援のほどよろしくお願いします!!

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