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DNP 大日本印刷株式会社様主催のRecycling Meets Design®️に行ってきました。
2022.8.31(水) 15:00 - 18:15 雨のち晴れ
8月最終日の午後、市ヶ谷に本社のあるDNP 大日本印刷株式会社さんのDNPプラザと言うカフェのある図書館のような施設で開催されているRecycling Meets Design®️展のデザイナートークセッションにお招き頂き参加させて頂きました。
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DNPプラザの地下一階から二階が、環境問題に関する様々な問いを色んな角度から表現されている施設になっています。
打合せの時間より早く到着したので、カフェで時間調整をしました。
カフェも環境に配慮されていて、10種類ほどの陶器のカップから好きなものを選べます。
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私は、有田焼のカップでコールドブリューコーヒーを頂きました。
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お値段も250円と環境にも人にも優しい価格でした。
ストローも勿論、紙製でした。
紙製ストローもかなり見られるようになってきました。近い未来に当たり前になるでしょう。
また、自由に読める本も置いてありました。
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SDSGsや環境に関する本が多かったです。
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Recycling Meets Design®️プロジェクトは、
『デザインの力』で、再生プラスチックを活かしたいと言うテーマだそうです。
大日本印刷株式会社さんと言えば、本の印刷などが主要業務と思い浮かびますが、食品をはじめとするプラスチックパッケージをトータルにやられているそうです。その他にも事業領域は広いそうです。
プラスチックパッケージのメーカーだからこそ、生産から消費、その後の流れを考えられていて、Recycling Meets Design®️プロジェクトを運営されているそうです。
打合せでは、NPO法人 日本エコロジーアップサイクル協会の活動紹介、コーヒー豆のプラ袋や食品のプラパッケージをアップサイクルした作品を中心に紹介させて頂きました。
打合せの中で、心に残ったのは、私たちは、『未来の当たり前』を作って行きたいと言うお言葉でした。
その後、Recycling Meets Design®️展のデザイナートークセッションの会場に移動しました。
先ずは、展示会場の見学ツアーがありました。
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上の写真は、再生プラスチックから作った繰り返し使える封筒だそうです。
ハートなど可愛い形の物もありました。
再生プラスチックには、インクや真空蒸着したアルミなどが含まれ、結果、それらが不純物となり暗い色になってしまうそうです。
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デザイナートークセッションでは、2つのプロダクトを紹介して頂きました。
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上記写真の繰り返し使える梱包パッケージの説明、開発秘話などを聞くことができました。
これは、化粧品を梱包する為の物で、いかに高級感を出すかに苦労されたそうです。
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上記写真は、ホテルのアメニティだそうです。
くし、歯ブラシ、カミソリを板状のものからプラモデルのように割り出して(?)自分で組み立てるようです。使い終わった後は、お客さんがフロントに置いてあるシュレッダーにかけるそうです。
そうする事で、循環が生まれる仕組みがポイントだそうです。
お話を聞いていて、デザイナーさんの考え抜かれたアイデアに感動しました。
最後は、懇親会でRecycling Meets Design®️プロジェクトメンバーの方とお話する事ができました。その中で、プラスチックパッケージをアップサイクルした作品を中心いご紹介させて頂きました。
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作品を見て、みなさん感心してくださいました。
パッケージをここまで使って頂けるとデザイナーも嬉しいでしょうねと言う感想を頂きました。
また、アップサイクルワークショップ を開催して欲しいとか、出前授業にいいのではと言うご意見もいただけました。
今回、新しいご縁ができた事に感謝いたします。