博子ヒッポキャンプ体験へ
「たのしみは自分でつくる」
まずは、前回お話しした今の私の最大のワクワクの種である、ロングトレイルのためのお試し合宿の報告を…。
10月最初の週末、1泊2日で長野県なべくら高原に出かけてきたのだが、いやー!!楽しすぎ!!
もういちど繰り返そう。
「楽しすぎーーーー!!!!」
第一に、私は幼少期を片田舎で過ごした。
裏山で山菜を摘み、川で泳いだ生粋の田舎っぺだ。
高校生で大都会東京に憧れ、おら、東京さイグだーして数年。
諸々の理由で帰郷…(連れ戻され)てから出会った夫は釣り好きで下戸。
共通の趣味を探すうちにキャンプに行き着く。
当時はキャンプなんてそんなに流行ってなくて、高いキャンプギアを2人で(ウソ。ほぼ夫もち)揃えた。
大概テント設営したら夫は釣り、私は飲む。
飲みながらご飯作って食べて、焚き火しながら飲み続け、テントで寝る。これが定番。
子供が生まれたら子供と一緒。
気候の良い時期は毎週末テントで寝るくらい。
幼少期に過ごした里山の原風景や山の中は歳をとっても心のふるさとだし、山や川は私たち夫婦にとって共通の遊びの場なのだ。
それが怪我をして、しばらくの間遠ざかった。
いや、あの頃は封印したのだ、自然との戯れを。
バリアが当たり前の自然を前に、車いすでなす術なしの自分を見たくなかったのだ。
それでもたまらなくって出かけるようになるが、一番楽しい山や川に踏みいる事が出来ず歯軋りし、山登りに行くと言う友の言葉に胸をかきむしってた。
そのくらい山川が大好き。
その熱烈なラブコールが届いたのか、5年前にはデンマーク キャンプで山登り、3年前にはデンマークで今回に繋がるロングトレイル経験で、私のもとから遠ざかっていた愛しの山と川が戻ってきてくれたのだ😭😭😭
そして今年の誕生日に「よし、仲間を誘ってロングトレイルしよ!」と閃いたっていう事なのだ。
体験したのは、信越トレイルのポイントのひとつ、なべくら高原のヒッポキャンプ体験。
まずは車いすでトレイルしたい!ーというアツイ思いをしたためたメールに即反応してくれたことが決め手。
実際に行ってノリの良い反応の本気度を確認したことが第二の決め手。
そして、なんと言っても「なるべく手を加えず、自然を残した」ーというトレイルコースに決意は固まる。
私好み♡
実は当初は全長110kmでウォークスルーしたら8泊9日のコースの一部を歩ければ…と弱気な目標だったのだが、帰る頃には3人+現地スタッフと「信越トレイルをヒッポで踏破!」に!!!
なんと言っても、まだ誰もやったことない=イチバンノリが好きなミーハーではあるが、私は、一度諦めてた事にトライできるスタートラインに立てたことが大変嬉しい。
多分、凄く時間はかかるだろう。
達成までに12回は長野に足を運ぶことになろう。
メンバーをもっと集めなければ!
軍資金も集めなければ!と課題は多いがこんな行程も楽しんで、心に刻みやり抜くのだ、絶対!!!
興味のある方、「一緒に歩きませんか?」