海外留学から帰国した最近の博子日記
今日はオフィスガール❤️
前回、ナンノコッチャ?? 〜って思っただろう。
なんせ、54歳四肢麻痺ガールからイチバン遠いワードだからねぇ!
がはははは!!
なんてこたーない、街中に新しくできたシェアオフィスを借りたのよ、お小遣いでね。
正確には〈シェアオフィスガール〉ってとこね。
オフィスガールになりたくてもなれんから、強行突破したんだけど…
これが、私らしくっていい感じだと満足してる。
でも、案外虎視眈々と目論む54歳四肢麻痺ガールでもある🤚
キッパリ!
ちょっと真面目にいきます…
かねてから、福祉や医療という私にとって不可欠な業界が、あまりにも日常から掛け離れてることを何とかしたいと思ってた。
このままだと、いつまで経っても障害者や病気の人、高齢者は別の世界の住人で。
たまーにメインストリートの人達が開催する「そういう世界の人(我々とは違う人)とふれあおう!」的なイベントで数時間を交わり、またそれぞれの世界に戻っていく…って単発な関わり方に違和感を感じていた。
もちろんそれも必要だし、それなりに効果はあるだろう。
でも、もっと効果絶大で、もっと自然に相反する両者が深く混じり合う方法は何だろう?
(何と言っても、私はふれあって欲しい♡などと思っていない…どころかこちらから触りに行くぜ!っていう変わり者。)
そんな私の目に飛び込んできたのが、ココ!
常駐しているのがまちづくりをしているNPOで、顔見知り。
私の細々したお手伝いも込みでウェルカムしてくれ、頭の中の思いや目論みの損得を素早くはじき出し、出てきた答えがGOサイン👍
こうして、当たり前に日常的に社会に溶け込む場を機会を探していた私はその最適な方法を見つけたってこと。
んで、オフィスって、何やってんだ⁈ 〜ってとこよね。
まず、『居ること』が基本の仕事。
必要不可欠なヘルパーさんのアシストはもちろん福祉サービスの名目を変えて受けてる。(居宅介護サービス→移動支援)
そうすることで、早めにランチを切り上げてスーパーに買い物に出かけたり、今まで歩いたことないような場所をウロウロして存在アピールしたり、思いがけない副産物も。
今まで自宅に来てもらっていた公私含めた人たちはもちろん、自宅に来てもらうには少し躊躇してしまう人たちともココで話せるようになったし、今後は障害を持つ人たちや障害者とふれあってみたい人たち(笑笑)もどんどん訪問してもらえるようになったら良いなぁ。
そう目指すは『気軽に会いに行ける愉快な障害者!』
今日も、カフェ音楽が流れ、興味深い仕事の打ち合わせや電話のやり取りをBGMにこれを書いている。
半年前には想像もできなかったことよ。
ホント、未来には何があるのかわからない!
こうして新しいフィールドに飛び出した私にとって新たな環境や出会いも大切な宝物。
どんどん助けてもらうのだ。
初日挨拶を交わしたOさんには
「どんな身体状態で、どんなお手伝いすれば良いですか?」と質問され、凄く嬉しい。
隣で机を並べるJさんは、海外の人。
これまたスマートに手を貸してくれる。
それに、どうしても同じ穴のムジナで話して煮詰まる福祉の課題をダダ漏れさせると、健常者の当たり前でジャッジしてくれるから、アッという間にモヤが晴れたりする。
〜などなど… 、お得なことばかりの挑戦で、最低でも1年はここでオフィスガールをやろうと決めている。
1年後、ここで培ったものから新しい福祉の種をうみ、撒くことが一つの目標なのだ。
そして欲張りな私のもう一つの挑戦は
『アダプティブファッションスクール入校』
これは、身体障害を持つ人ならば程度に関わらずウェルカムの、ファッションについて全般にプロから学べるスクールなのだ。 このご時世だからオンライン受講で、それぞれのゴールに向かっていく。
手が使えない私には私なりのゴールがあるわけで…。
私の頭の中には既に奇抜なアイデアがあるので、それを実現する方法を学んでいくのですよ。
先日、同級生とオフ会と称してオンラインで集まる。
いやー!!四肢麻痺、片麻痺、カニューレ、聴覚障害。
全国津々浦々、病室から、ベッド上から参加。
楽しくなるほど多様。
皆んなポジティブで、〈障害持ってて得したってこと〉で話が盛り上がる。 全員共通なのが(まわりの人の優しさを感じられる)(障害者手帳の割引券)!
私はこれに加えて、(いろんなことに挑戦できる)を入れたい。
障害を持つと出来ないことは沢山ある。
でもこれ、〈できるように挑戦できることが沢山ある〉ってこと。
出来ない出来ないって堂々巡りしていないで、それを「どうやったらできるか?」って考えてみることは慣れると楽しいし、出来なかったことができるようになるのは超晴々しい。
それに、相当なことでない限り、大概のことは完璧とまではいかなくともできるもの。
これは持論。
これからも、小さなことから大きなことまで、挑戦することがあって忙しい。
いくつになっても、そう言い続けたいなぁーと思う、挑戦の夏なのだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?