高校生のオンラインコミュニティ『cocobase』のサービスを終了しました。
2019年9月30日(月)をもって、高校生のオンラインコミュニティ「cocobase」 のサービスを終了しました。
cocobaseは、引きこもっている高校生や10代が繋がり、居場所がある状態をつくるためのオンラインコミュニテイとして立ち上げたサービスです。
サービス終了に至った理由、今後の動きについて続けてお知らせします。
なぜサービス終了に至ったのか
理由は以下の2点です。
①:LINE@での進路相談・ひま部相談室にリソースを割きたい
②:cocobase以外にも、たくさんの高校生が利用するオンラインコミュニティがあることがわかった(ひま部など高校生同士でコミュニティを作り上げていたことがわかった)
cocobaseではどんなことをしていたのか
discordを使用し、テーマごとにチャンネルを作成。チャンネル内で以下のようなコミュニケーションができていました。
✅週1回、参加者同士でボイスチャット
✅自分の現状・体験談を話し、悩み相談
✅描いたイラスト、撮った写真などを共有
✅LGBT当事者のD×PスタッフがLGBTに関する相談にのる
また、コミュニケーション内で見つかった困りごと・悩み相談は、D×Pスタッフが個別に対応をしていました。
cocobaseで出会った高校生とはどうやって関わりを続けるのか
cocobaseを利用していた高校生向けに、LINEグループを作り招待しています。
高校生・D×Pスタッフとやり取りができる場をつくり、今後も関わることができるような体制を取っています。
最近は
「最近涼しくなってきたねぇ」
「服装悩むね〜」
みたいなやり取りが交わされています。
今後、引きこもっている高校生や10代とどう繋がっていくのか
今回のひま部との連携や調査でわかったことですが、高校生たちは様々なオンラインコミュニティを利用しています。
今後は、D×PのLINE@での進路相談・ひま部などのコミュニティサイトとの連携に注力し、D×Pが実現したかった"引きこもっていても居場所がある状態をつくる"ことを進めていきます。
まとめ
✅2019年9月30日(月)をもって、高校生のオンラインコミュニティ「cocobase」のサービスを終了しました。
✅サービスを利用していた高校生とは、LINEグループで関わりを続けています。
✅今後は、D×PのLINE@での進路相談・ひま部などのコミュニティサイトとの連携に注力していきます。
最後に・・・
長くなりましたが、今後も"引きこもっていても居場所がある状態をつくる"ために進んでいきます!
最近のオンライン事業の動きはこんな感じです。
✅LINE@の登録者数265人に。
✅#ひま部 相談員のざっきーのフォロワーが200人に。
✅オンライン相談スタッフを3人に増員し、即レスできるような体制づくり。
実は・・・、10代からのニーズがとても高く、相談件数が増えすぎて困っているくらいくらいなんです。
LINE@の登録者は、2019年3月時点には104名でしたが、2019年10月時点では265名に(約半年で161名増加)。
ひま部の約200名と合わせると、約460名の10代の若者たちとオンラインを通して関わっていることになります。
オンライン相談スタッフを3人に増員したものの、人員が足りないのが正直なところです。
"引きこもっていても居場所がある状態をつくる"ために、オンライン事業を進めていくD×Pを寄付で応援してほしいです!
※D×Pは、事業は全て寄付によって運営している寄付型のNPO法人。
皆さまからのご寄付で事業を進めていくことができます。
引き続き、認定NPO法人D×P(ディーピー)をよろしくお願いします。
D×Pの取り組みは寄付で運営しています。ご寄付はこちらへお願いします!https://www.dreampossibility.com/supporter/ noteで頂いたサポートは手数料をのぞき、ご寄付として承りますが、原則領収証は発行いたしません。必要な方はご連絡ください。