「まじプロ2021」に参加して【伴走スタッフ】
2021年10月~2022年2月の間、オンラインで開催した「高校生世代チャレンジプログラム」(通称:まじプロ2021)。このnoteでは、伴走スタッフの感想をご紹介します。
はじめまして!
伴走スタッフのひだかです。自身のまじプロでの活動について紹介させていただきます。あくまで一伴走の活動・感想ですが、まじプロに興味がある大学生の参考になれば嬉しいです!
1.参加した理由
参加した理由は、「高校生のサポートに携わることができる」、「年齢、職業、学部の違う様々な方と交流ができる」と考えたことの主に2つです。
まず、高校生のサポートをしてみたいと思ったきっかけは、自身の高校生活の反省を何かに活かしたいと思ったことです。当時、私は授業と部活の繰り返しの日々を過ごし、自分のやりたいことや進路を考えることなく、あっという間に3年間が終わってしまいました。大学生になって沢山の人と出会って初めて、高校時代の自分の視野の狭さ・情報の少なさを痛感しました。
そこで、生徒が高校卒業前に社会との繋がりを持つことや、将来の選択肢を増やすための力になりたいと思うようになりました。まじプロは、高校生がビジネス体験やたくさんの人との交流を通して学びを得る場であり、その思いを行動に移せる機会だと思いました。
また、実際にまじプロには色んな方がいました!偶然にも同じ大学出身の方がいたり、似た趣味の方がいたりと、活動以外の会話も楽しいです!
2.伴走スタッフとは
SDGsの社会課題に取り組むに際して、高校生は5人1チームに分かれており、「伴走」はそのチーム専属のサポーターと言えると思います。1チームをとことんサポート!基本的に隔週の日曜日に全体活動があり、それ以外はチーム活動です。
普段はLINEでの情報共有、約2週に1度のチームミーティングを通して、高校生とコミュニケーションをとっています。
3.活動内容
4か月間全てオンラインで実施され、前半2か月はチームでワークシートを完成させます。ワークシートは、解決したい社会課題を調べるもの、競合分析や収支計画表など様々で、ビジネスの一部を体験できます。後半はワークシートをもとに、実際に企画を行動に移します。
私の班は、“ファストファッションの流通によって生じるゴミ問題”という社会課題にアプローチしました。現代は服を安く手に入れられる一方、まだ着られるものが大量に廃棄されてしまっています。この現状を変えるための取り組みとして、高校生が不要な服を回収・クリーニングした後、コーディネートをしてオンラインでセット販売します。これまでに、販売サイトや配送方法について話し合いが終わり、これから値段設定について検討していく予定です。
また、伴走の行いとして、日程調整・議論が滞った時のサポート、他班や外部者との調整などが挙げられます。時には高校生と個別に対話もします。
どうすれば高校生が自主的に参加できるか考えて行動することは、自身の学びとなりました。
4.参加して感じたこと
■社会課題を身近に考える大切さ
社会課題に対して自分達は何ができるのか、どうすればいいのか、と深く考える良い機会になったと思います。また、高校生の意見を聞くことができたため、自分とは違う新たな視点でも考えることができ大変勉強になりました!
■コミュニケーションの大切さ
年齢の違う相手とのコミュニケーションは難しかったです。さらに、オンラインのためみんなのモチベーションや状況が把握しづらく、相手との何とも言えない距離感を感じていました。しかし、それを打破するのもコミュニケーションであると思いました。
それは、話し合いや個別の対話を通して感じたことです。1人ひとり向き合って話すと、相手の考えや新しい一面を知ることができました。そこで、日々の雑談や細かな声掛けも大事にすべきだと思いました。
■色んな人と出会い、新しいことに挑戦できる機会の大切さ
伴走の話からはそれますが、まじプロのような機会は多くの生徒に必要だと感じました。実際に参加し、他の学校の生徒・異なる世代との交流や新しい学びが楽しい!と言葉にする高校生の姿を目の当たりにしたからです。
しかし、このような活動に参加できる人はごく一部であり、情報・地域格差があると思います。2021年度、オンライン開催で以前より機会が拡大したように、今後より多くの高校生が、まじプロや同様の機会を得られる未来になると良いなと思います!
最後に…
活動中は悩むこともありますが、周りには優しく頼れる人が沢山います。
伴走としてあるべき姿などは無く、自分なりの関わり方で取り組めば良いのかなと思います。大変さはありますが、同時に気づきと学びがあり参加して良かったです!
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