【ミッション・バリュー】NPO法人321プロジェクト
はじめましてのあいさつ
NPO法人321プロジェクトの代表理事のおかむらと申します。
321プロジェクトのnoteに訪問頂き、ありがとうございます。
一期一会のご縁に感謝。
私達は東京都にあるプロボノ集団のNPO法人です。
私達は、”人生はささいなキッカケで大きく変わる”と考えています。
きっかけは、何気ない会話・人との出会い・知らなかった事の学びなど。
発端は、相対的貧困である母子家庭出身のおかむらの体験からです。
意図して人生を変えるということはできないと考えています。
自身が考える人生の分岐点の前には自分が意識していなかったキッカケがありました。
だからこそ、人生が変わるキッカケが生まれる場を作りたいと意図しない場づくりを通じて、人生の拡がりを増やせればと活動しています♪
【ヴィジョン】
アナタとワタシの境界線が曖昧になる社会へ。
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【ミッション・バリュー】
▶ミッション 経済的弱者を減らす
経済的弱者が自身で人生を選択し再出発できる環境を提供する
経済的弱者を生み出しにくい社会づくり
NPO321の経済的弱者とは・・年収〇万円以下・生活保護受給者といった基準があるわけではなく、年齢問わず、自身の未来を自分で選択しづらい人たちを意味しています。
▶バリュー 人生を変えるを体現する場づくり
人生の分岐時点に選択肢を増やすための情報を提供すること
自分で考え行動するために打開する相談窓口になること
体験を提供することを通じて関与するひとの未来の可能性を拡げること
経済的弱者の再出発のサポートを通じて、社会の基盤を支えている税を支払う人や支払う税金額を増やすこと
経済的弱者のサポートに発生している社会保障費用を減らすこと
▶行動基準
誠実であること
相手を知って行動すること
行動を通じて人を笑顔にすること
自立すること
挑戦すること
【ミッション・バリューへの思い】
経済的弱者を減らすことはひとごとではない
自身が経済的弱者だったからこそ、減らしたいと思いがあります。
(無名人インタビューの記事)
経済的弱者の環境をどう考えられるでしょうか?
自分の事じゃない・関係ないと思いますか?
自分の事じゃないと考える人は、
本当の貧困の話をしよう(石井光太さん)を読んでみてください。
(思考の整理家 鈴木進介さんから教えて頂いたわかりやすい良書でした♪)
経済的弱者のための社会保障費用の源は、私達
同じ国の中に貧国者が増える事は、他人ごとではありません。
将来的に自分たちが苦しむことになります。
なぜならば、
貧困者をサポートする行政の社会福祉の費用(生活保護など)は、
私たちが支払う税金で成り立っているからです。
人口減と超高齢化社会になるといわれている日本において、
税金で負担されている費用は、増えることはあっても減る事はありません。
ひとり親家庭の現状
厚生労働省「全国ひとり親世帯等調査」ではひとり親家庭数141.9万世帯でした。平成5年から増加傾向にあります。
上記の表から、近年は児童のいる世帯が減っているにもかかわらず、そのうちのひとり親世帯の割合が増えています。
私の幼少期は離婚についてのハードルが高く、母子家庭の子供だというと、不良になる・まともでないといった白い目で見られることもあり、離婚がしづらい社会環境だと母親から聞いていましたが、このデータから考えられることは、自身の貧困体験をしている子供数が増えているのではないかという事です。
ひとり親家庭等の現状について厚生労働省によると、ひとり親家庭の子供の進学においても、大学等に23.9%だと記載されています。
貧困の再生産という言葉がありますが、進学率を通じて将来得ることができる所得に大きな差がでることがいわれています。
ダイヤモンドオンラインの記事においてもそのような現状が分かりやすい記事があり紹介します。
経済的弱者が自立するということ
人間には甘えとか依存がある
私は人間には甘えとか依存がある事を自分自身の経験で理解しています。
甘えさせてくれる人がいることがいることで甘えたいと思ったことは幾度となくあります。
しかし、甘えられる環境が少なかったことを通じて、
甘えることが駄目ではないけど、自分の足で立つことが、
自身の選択肢を広げていることを知ってほしいと考えています。
私の家は貧乏でしたが、母はずっと仕事をしてくれていました。
一人で母を待つ暮らしは寂しく、生活保護なら母が家にいてくれると教えてもらったときに、母子家庭の母が働いても稼げないのだから、生活保護でいいじゃないかという私に「生活保護のお世話にならない。」と選んでくれませんでした。
もし母がその選択をしていたら、私も今の暮らしにはなっていなかったと思います。生活保護をもらうということが目的になってしまうと、
自分がコントロールできない部分(支給額)に自分の選択肢を全てを収める暮らしになってしまうからです。
私はバイト3つと奨学金2つを借りて大学進学しましたが、今は自分を育ててくれた社会に還元したいと今があります。
私は社会人の学び直しで大学院も通いましたが、大学進学が大事なのではなくて、自分の人生を自分で考え選択できる環境をつくれるかだと考えています。
自身の人生を自由に生きるには「義務と責任」がある
自分の人生を楽しく生きるには、
自由に決められる楽しさの反面、義務と責任が付きまとうと考えています。
自由だけど責任がないということはない事を自分の人生で学びました。
このNPO法人においても理事とは地位ではなく責任であることから、社会に対して何をすべきかという点で大きな義務と責任があると考えています。
経済的弱者が減り、社会の基盤を支えている税を支払う人や支払う税金額を増やすことができれば、再出発した側がまた誰かを救う力になるという循環が生まれます。
その世の中はとても素敵な社会になると考えています。
ささいなことで人生は変わります。
是非あなたの力を貸してください。
元々何も考えていない運営だった個人から法人になる中で、NPOは資金と人の面で課題が多い場合があります。
当NPO法人は資金面で継続性の課題がありましたが継続的に活動をするべく自立した「両利きの運営」を意識して321プロジェクトも動いています。
課題は沢山ありますが、一つずつ向き合いながら乗り越えていきたいと思っています。
文:NPO法人321プロジェクト 代表理事 おかむら
ささいなことで人生は変わります。
是非あなたの力を貸してください。
問い合わせ先 npo321project★gmail.com(★を@に変えてください)