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国際線乗り継ぎで預け荷物が遅延したときの対処方法

●同じ航空会社の場合
→たぶん連携はスムーズなはず。空港でその会社のサービスカウンターに行って対応してもらうのみ。その後、問題があったり遅れたりしてもとにかくその会社に問い合わせするのみ。

●違う航空会社の場合
→これが今回私の身に起こった!!!今までたくさん国際線乗ってきたけど荷物トラブルは今回が初めて!!

大事なポイントを先に書いておくと・・・
とにかく現地のサービスカウンターおよび目的地に到着後は電話で航空会社に電話し、以下を確認する
・私のスーツケースは今どこにあるのか
・最終目的地に送ってもらうためにはどうすればいいか

航空会社によって次の対応が違ってくるかもしれないが、今回の私の場合は2つ目のフライトの航空会社 (出発地のオフィス) に電話し、
・1つ目の航空会社で荷物が遅延し、自分だけ先に最終目的地に到着しているという事情を説明
・最終目的地に荷物を送るためには、2つ目の航空会社にBaggage claimを発行してもらい、それを1つ目の航空会社に共有する必要があるので頼む!
ということをした。

それは[空港コード (例:成田のNRT) + 航空会社 (例:ユナイテッド航空のUA) + 数字5桁] = NRTUA12345

この番号を1つ目の航空会社に伝えることで、無事にスーツケースは日本に返ってきた。

では、私の愛用スーツケースが無事に戻ってくるまでの実際の記録を残しておく。

フライト概要
① コスタリカからロサンゼルス [アラスカ航空]
※アラスカ航空は日本オフィスなし
〜乗り継ぎ時間 約4時間〜
② ロサンゼルスから成田 [ユナイテッド航空]

まず、ロサンゼルスに着き、荷物のピックアップに向かったらベルトコンベアが動いていない!周りに人が全然いない!

近くのスタッフさんに聞いてみると、機体に荷物が乗り切らなかったため遅れて運ばれてくるとのことで、手続きのためにアラスカ航空の窓口に行ってくれと言われる。
(え・・・じゃあもう次のフライトに荷物間に合わないじゃん)

もしかしたら機内でアナウンスがあったのかもしれないが、寝ていたので全く聞いていなかった。

アラスカ航空があるターミナルまで移動して窓口に行くと、20人弱ぐらいの列ができていて、まあ乗り継ぎ時間は余裕あるし大丈夫かと思って大人しく列にならんだ。

そこでチェックイン時にもらった荷物タグを渡し、聞かれた質問に答えていく。スーツケースのタイプや色、住所、連絡先など。

私の最終目的地が日本であること、数時間後に次のフライトが迫っていることを伝えると、Oh…みたいな反応。(いやいや、そりゃ乗客はほとんどLA在住かアメリカ国内在住なんだろうけど、乗り継ぎのパターンだってあるやん・・・)

窓口では最終的にIncident NumberやBag tag番号など書かれた控えの紙をもらい、私のスーツケースがロサンゼルスに届き次第、電話すると言われる。

私の次の便がユナイテッド航空なので、成田に着いたらユナイテッドの荷物関連のオフィスに行って、話をしろと言われる。

そして、私は気づく。控えの紙に書かれた私の電話番号が間違っている・・・。もらったときに、その場で確認しなかった私のミス。
住所や連絡先は口頭で伝えると間違われそうだから、スマホの画面を見せて入力してもらってたのにそれでもミスがあった。

※重要ポイント1※
控えの紙をもらったら、自分の住所や電話番号やメールアドレスに間違いないか必ずその場で確認しろ!

※重要ポイント2※
控えの紙に問い合わせ用の電話番号が書いてあることを確認しろ!
こちらから問い合わせしたい場合、どこに電話すればいいのかは必ず確認!

そして、まだスーツケースがコスタリカに残されたまま自分の身体と手荷物だけは成田に到着。成田のユナイテッドの荷物カウンターに行き、事情を説明。ただ、そもそもユナイテッドに預けられていない荷物に対しては、Baggage Claimを発行することもできないとのこと。(そりゃそうだ)

ユナイテッドはアラスカからの連携を待つしかない、成田に荷物が来さえすれば、あとは税関手続きや自宅への配送は対応してくれるとのこと。ユナイテッドの責任ではないので、着払いになることを何度も念を押されたが、それは私も分かっている。(そんなのは後々アラスカ航空に請求すればいい。とにかく一刻も早く荷物を届けてくれ〜)

とりあえず、そのユナイテッドのカウンターで住所を書いたり、スーツケースの特徴を伝えたりして、一旦は帰宅。

ちなみに、成田のスタッフによると過去に私と同じフライトでコスタリカから日本へ帰ってきた人が同じようにアラスカ航空の荷物遅延トラブルにあったそうで、よう分からないけどこの会社は定期的に荷物を乗せきれない事態が発生するのかな?
その方の場合は一ヶ月ぐらいしたら突然スーツケースが送られてきたらしい。

さて、翌日から各所に電話をかけまくる日々。国際電話は昔から使っているSkypeクレジットの残りがあったので、Skypeアプリから。

※重要ポイント3※
とにかく電話する!1日ぐらいは待ってもいいかもしれないけど、いくら電話するからと言われても、基本的にはこちらから電話しまくった方がいい(特に私の場合は、電話番号が間違って伝わっていたから待っても電話は一生来ない)

そこで荷物はロサンゼルスに到着しており保管されていることが判明。「ユナイテッドに電話してBaggage ClaimだかWorld Tracer IDだかを出してもらわないと、日本に送るための手続きが進められないから、まずはユナイテッドに連絡してください」という謎なことを言われる。
(あなたたちが連絡すべきなのでは!?!?)

「そのIDってのは何なんだ」としつこく確認すると、例えばあなたのWorld Tracer IDはこれだからとアルファベット5つと数字5桁の番号を伝えられ、これをユナイテッドに言えば分かってくれるよ、と言われ一旦電話終了。

一旦、成田のユナイテッドの荷物センターに電話する。(電話番後が分からなかったので、Webで見つかったユナイテッドの問い合わせ先に電話し、成田の荷物センターの番号を聞き出した)

アラスカ航空から何も情報は届いていないし、一つの荷物につき一つのID番号しか付与できないからユナイテッドが作成できるものは何もないと言われる。はーい、2社の言ってることがちがーう。完全に板挟み状態・・・

ユナイテッドにアラスカから言われた私のWorld Tracer IDを伝えたら、荷物の未着番号ファイルというまた別の番号を言われ、もうこの辺から混乱。

一応、ユナイテッド側からもアラスカ航空に連絡してくれると言われたので、連携してもらうようお願いして、電話終了。

DAY 2!!
アラスカ航空に再度電話。荷物はまだLAにある。ユナイテッド側では預かっていない荷物に対してのID番号は作れないけど未着番号ファイルを把握しているという旨を伝えるも、「とにかくアメリカのユナイテッドの荷物サービスセンターに電話して、Claimを作ってもらって、それを共有せよ」とのこと。

「いや〜荷物の遅延は御社の責任なので、あなたたちがユナイテッドと連携して日本に送ってくれればそれでいいんですけど…」と食い下がるも、「それはできないから申し訳ないが自分でやってください」と謝罪される(分かる、電話対応しているあなたは何も悪くない、でもこの面倒はどうにかならんの・・・)

アメリカのユナイテッドに電話するも何十分もつながらない、自動音声からの番号入力からの保留音からの永遠に保留音。

ようやくつながって、事情を説明したらそのアラスカ航空がお望みのClaimを出してもらうことができた!それを得るまでに保留待ちも含めて1時間弱ぐらい電話してた。

荷物を受け取る側の日本ではできないけど、送る側のアメリカならできたということなのか。
それは"NRTUA12345"のような
[空港コード (成田のNRT) + 航空会社 (ユナイテッド航空のUA) + 5桁の数字] だった。

DAY 3!!!
アラスカ航空に再度電話。荷物はまだLAにある。(毎回、私の荷物はそちらで保管されているのよね?と確認する。知らない間に変なところに飛ばされたら困るから。)

ユナイテッドからもらったClaim番号を伝える。どうやらこれで大丈夫そう。よし、これでアラスカ航空側からユナイテッドに引き渡してもらえれば返ってくるぞーと一安心。

ここからまだ4日ぐらい電話確認の日々が続く・・・

DAY 4!!!!
アラスカ航空に再度電話。「荷物は送ってくれた?今どこにあるの?」と聞くと「ここにはないようです。」と言われる。

「ユナイテッドに送ってくれたということですか?日本に送る手続きが完了したんですか?履歴確認してもらえますか?」と言うと、保留にされ、戻ってくると「こちらに保管してありました」と言われる。

(第一声で適当なこと言うなー!てか、なんで、昨日必要な番号とか全て伝えてユナイテッドに引き渡すってちゃんと確認とったのに、まだやってないんだー!怒)

「昨日電話で必要な番号を伝えて、すぐに日本に送る手続きをとると確認しましたが、どうしてまだLAにあるんでしょうか?」

「確認して対応します。」

「次の出張もあるので、荷物が遅れて大変困っています。優先的に対応していただくようお願いします。」

その日の電話は終了。

DAY 5 !!!!!
DAY 4と同じやりとりを繰り返す。(ナゼなの!?!?)
まず「あなたの荷物はここにはもうないです。」と言ってから、保留して「こちらにありました。」って言うのまじなんなん!?

DAY 6 !!!!!!
同上。

この間、日本のユナイテッドの荷物サービスセンターからは「本日の便では確認できませんでした」と毎日報告メールが届くようになる。私が毎日のように「何か進展ありましたか?」と電話するもんだから、こちらからメールで報告しますねと対応を切り替えられた。

DAY 7 !!!!!!!
ようやく動きが!アラスカ航空に電話すると「LAからユナイテッドに引き渡したという履歴があります」と言われる。(よしっ、明日到着の便で着くはずだー!)

そして、一週間遅れで無事にスーツケースが自宅に届いた!次の日からシンガポール出張だったんで、本当にギリギリ。

もちろん着払い費用と荷物が届かない間に新しく買ったものはレシートの写真を撮ってアラスカ航空へ請求。

日々の電話で請求方法も確認しておいたので、送られてきたメールに返信するかたちでレシートの写真を添付して、とメール本文に購入品と金額の英訳をつけて送信。

※重要ポイント4※
問い合わせ電話のついでに、遅延荷物の損害分の請求方法は確認しておくこと。領収書を送るメールアドレスを教えてもらえばOK。

あなたの荷物も無事に届きますように。

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