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SynologyのNASを導入したいという話

NASの導入検討にあたって、自分のメモのために久しぶりにnoteを書いておくことにしよう。

以前にいた会社で大昔の某B社のNASが遅すぎて使い物にならず「NASは遅い」というイメージしかなかったけど、ここ1年ほどで馴染みのYouTuberたちががこぞって「NASを導入したら快適だった」というプロモーション動画を見て、悪くないな…と思っていた。

そんな中で、MacのTime Machine保存先として愛用していたAppleのTime Capsuleがお亡くなりになったことでMacBook Proをワイヤレスでバックアップできるツールが必要だという状況に。さらにRAID 1で運用しているWDのMy Book DuoのHDDのひとつがエラーを表示するようになり、ネットワークで利用できる大容量ストレージの導入を真剣に考えることにしました。

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大前提として、自宅で作業をしている部屋は寝室と供用していることもあって、寝ている時にファンやHDDの音に悩まされることも避けたく、ルーターが置いてある別の部屋に置けるネットワークストレージが理想的である。

そんなこんなでNASが選択肢になる訳だが、NASといってもピンキリである。
家庭用の1ドライブで1万円台で手軽に導入できるものから、高スペックCPUを搭載し数10台のドライブを備えた大企業向けのモデルまで、予算次第で選択肢がありすぎて何を買ったらいいかわからない。

NASのメーカーはQNAPとSynologyがメジャーでどちらもユーザーも多い。とりわけQNAPは2.5GbEを搭載したモデルも多いが、Synologyは初心者でもシステムが使いやすいというレビューも多く、モデルの選択もわかりやすくデザインも無骨で好みだったのでSynologyから選ぶことにした。

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我が家には稼働中のWD My Book Duoが2台あり、どちらもHDDはWD Redの6TBを2台入れ冗長性を優先してRAID 1に設定して運用している。すでに6TBのHDDが4台あるわけだから、HDDを4台インストールできるモデルであればHDDも無駄にならない。

NASのケースは10万以下に抑えたかったので下記の3モデルを最終候補にした。
※価格は2022.4.2時点

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DS420+との価格差わずか9,000円でCPUがクアッドでメモリが4GBになるDS920+が第一候補に。
DS1520+はオーバスペックだと思いつつ、手持ちのHDD4台でSHRを組めば容量不足になっても順次大容量のHDDに差し替えて運用継続もラクそうなこと、残りの1スロットをTimeMachine用に運用ができそうなこと、後でスペックやドライブ数に悩むなら最初から良いものを買っておいた方が長期的な運用も安心ということで「DS1520+」をチョイス。

Lightroom CCのために2TBで契約しているAdobe CCと、iCloud DriveとGoogle Driveをダウングレードして年間5万のコストダウンを見込めば、2年で元が取れるという皮算用。届いてセットアップするのが楽しみ。

慣れてきたらM.2のSSDも追加してみようかな。

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