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2024年オフ新外国人候補 vol.LF/CF/RF

2024年オフの新外国人候補、LF/CF/RF起用を期待できる野手のリストです。掲載時点での契約状況やステータスに基いていますので、コールアップやトレード、怪我(コンディション不良)等による、リストの入れ替えにつきましてはご理解ください。随時追加を予定。

※noteの仕様上、動画の画質の劣化と音ズレがあります。高フレームレートでのご視聴は該当ツイートをクリックして頂き、Twitter上でご覧ください。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします。



ニック・ソラック(29) OF/2B

今季はSEAとマイナー契約。コンパクトに広角に打ち分けるギャップヒッター。走攻守にバランスの良いハイフロア型。ファストボールに強いローボールヒッター、ブレーキングボールに脆さ。ハンドリングは堅実も反応速度/ステップワークが鈍く、OF/2B共に守備レンジは△。今オフは40人枠外でマイナーFA。


エディ・ロサリオ(32) OF/DH

今季はWSHと200万ドル+インセンティブ200万ドルのスプリット契約もDFA、NYM/ATLがクレームもリリース。中軸に理想的なコーナースラッガー。パワフルなイン捌きのエキスパート。アプローチが粗く、緩急にやや脆さ。守備に衰えが見え始めており、DH起用も視野。今オフはFA、獲得チャンスがあれば是非。エディ・ロザリオ等、表記の揺れがあります。ご了承ください。


DJ・スチュワート(30) OF/DH

今季はNYMと年138万ドルの契約。粘り強いアプローチでゾーンコントロールするペイシェントヒッター。高いバレル率を誇るハードヒッターで、苦手な変化球がない点が◎。ベルトゾーンより上のハイボールに対応できない致命的な弱点。レンジ/アーム共に▲、守備は目を瞑る覚悟。ノンテンダーの際は是非。


デレク・ヒル(29) CF

今季はTEXとマイナー契約もDFA、SFGを経てMIAがクレーム。走攻守三拍子揃ったオールラウンダー。インコースを芸術的に捌く、抜群のヒット/コンタクトスキルが◎。アプローチが粗く、アウトローへのブレーキングボールに弱点。ライフルアームを誇るCF守備に不安なし。今オフは40人枠外でマイナーFA。


オスカー・ゴンザレス(26) OF

今季はNYYとマイナー契約。天性のフィジカルポテンシャルを誇るオールラウンダー。抜群のヒットツールを備えた、変化球打ちの名手。アプローチの粗いフリースインガー、スイングパスが長めでファストボール系に脆さ。総合的な守備は及第点、打球判断とルート取りが△。今オフは40人枠外でマイナーFA。


テイラー・トランメル(27) OF/CF

今季はSEAの40人枠入りもDFA、LADを経てNYYがクレーム。5ツールプレイヤーを嘱望された、元トッププロスペクト。巧みなゾーン管理が魅力のギャップヒッター。コンタクトスキルと総合的な打力にやや不安。正確なルート取りと優れたクイックネスで両翼を安定してプレー。今オフは40人枠外でマイナーFA。


エドワード・オリバレス(28) OF/DH

今季はPITと年135万ドルの契約。パワー/コンタクトツールをバランス良く両立したミドルヒッター。ファストボールとインローに弱点も、苦手な変化球のない点が特筆。フィジカルポテンシャルに溢れるが、打球判断/反応速度が鈍いため守備レンジが壊滅的、守備には目を瞑る覚悟。ノンテンダーの際は是非。


ライアン・ノダ(28) 1B/OF

今季はOAKの開幕スタメン。失投を粘り強く待つ、ゾーン管理に長けたペイシェントヒッター。抜群のパワーと高出塁率を誇る、アダム・ダン型スラッガー。粗いコンタクトスキルとインローに致命的な弱点。柔らかなグラブワークで1Bを堅実にプレー、両翼はアームに不安有。今オフは40人枠外でマイナーFA。


タイラー・ネビン(27) 3B/1B/OF

今季はOAKの40人枠入り。抜群のバットコントロールとアプローチを両立したスプレーヒッター。フィル・ネビンを父に持つ父子鷹。アウトローへのスライダーさえ見極められれば、NPBにフィットの可能性。球際に強いが、アジリティを欠くため守備レンジに不安、1B起用が〇。今オフは40人枠外でマイナーFA。


トレイ・キャベッジ(27) OF/1B

今季はHOUの40人枠入り。23年3Aでトリプルスリーを達成したマルチツールプレイヤー。爆発的な打球速度を叩き出すハードヒッターも、内角と緩急に脆く、粗いアプローチも相まり非常にピーキー。正確なルート取りで両翼を安定してプレー。昨オフはNPB複数球団が獲得調査、今オフは40人枠外でマイナーFA。


ウィリー・カルフーン(29) DH/1B/OF

今季はLAAとマイナー契約。鋭いレベルスイングでギャップを射抜くミドルヒッター。ゾーン管理に長け、巧みなバットコントロールを裏付けるスクエアアップ率は、MLB有数の35.7%と驚異的。対左/ブレーキングボールに若干脆いものの、大きな穴はなし。守備には目を瞑る覚悟。ノンテンダーの際は是非。


パビン・スミス(28) OF/1B

今季もARIの40人枠入り。優れたアプローチとゾーンコントロールに長けたスラッガー。空振りが非常に少なく、高い出塁率/長打率の両立が魅力的。プルサイドへのパワーに加え、広角に弾き返すスプレーヒッターとの定評も、アウトローへの変化球に弱点。守備面に不安はなく、両翼/1Bを安定してプレー可。ペイビン・スミス等、表記の揺れがあります。ご了承ください。


デビッド・ダール(30) OF

今季はPHIとマイナー契約。攻守に渡りバランスが取れた、総合力に秀でるミドルヒッター。イン捌きの名手で対右キラーとして定評あり。折り紙付きのヒットツールが魅力も、アプローチの粗いフリースインガーな点が△。ハッスルプレーで魅せる両翼の守備は堅実。今オフもノンテンダー見込み。


ジョナサン・アランダ(26) IF/OF

今季もTBRの40人枠入り。巧みな打撃スキルを揃えたバットファーストなユーティリティ。変化球を苦にせず、上質なアプローチ/バットコントロールを両立。ハイファストボールに弱点も、NPBの配球にフィットの可能性。アジリティを欠き守備レンジが△、1B/3B起用がベター。今オフは40人枠外でマイナーFA。


エステバン・フロリアル(26) CF/OF

今季はCLEの開幕ロスター入り。5ツール型としての大成を嘱望されたアスリート。優れたパンチ力とクイックネスを活かしたベースランスキルが魅力。コンタクトスキルに致命的な弱点も、スイングパスの改良により改善傾向。CFとしては守備レンジが平凡なため、両翼も視野。今オフは40人枠外でマイナーFA。


ケストン・ヒウラ(27) 1B/OF

今季はDETとスプリット契約(40人枠入りで200万ドル+α)。バレルゾーンに弾き返す天性のスキルを備えたスラッガー。ファストボールに強く、爆発的な打球速度を誇る対右キラー。緩急に脆く、20年以来のメカニクス不調によりコンタクト難が悪化しリスク大。1B/LF守備は無難。今オフもノンテンダー見込み。


ショーン・ブシャール(28) OF/1B

今季もCOLとマイナー契約。傑出したパワーを秘めたスラッガー。中軸に理想的なバレル率を誇り、優れたアプローチ/ヒットツールを備える。コンタクトスキルは及第点、インコースを芸術的に捌くが、ブレーキングボールに課題。両翼の守備は期待薄も、ハッスルプレーが◎。今オフは40人枠外でマイナーFA。

ブライアン・アンダーソン(30) 3B/OF

今季はSEAとスプリット契約(40人枠入りで200万ドル)もリリース、ATLとマイナー契約。総合力に優れたパワフルなコーナースラッガー。コンタクトスキルに粗さが残るが、ヒット/パワーツールのバランスが良く中軸に理想的。グラブワークがやや雑も、広い守備レンジとキャノンアームが◎。3B/OF起用可の鉄壁のディフェンダー。


ジョシュ・レスター(29) 1B/UT

今季はKCRとマイナー契約。パワーツールに特化したコーナースラッガー。ファストボールに強いプルヒッターも、粗いコンタクトスキル/アプローチに加え、変化球全般が弱点と非常にピーキー。盤石のフィールディング/グラブワークを誇る、鉄壁の1B/3B守備に定評。今季はマイナーFA見込み。


ウェストン・ウィルソン(29) IF/UT

今季はPHIの40人枠入り。フィジカルポテンシャルに溢れた、稀有なパワーバット型ユーティリティ。プルクレイジーでファストボール系に強いが、粗いコンタクトスキルがネック。安定したフィールディング/ハンドリングに定評があり、SS/RF以外なら守備レンジも文句なし。今オフも40人枠外でマイナーFA。


サム・ヒリアード(29) OF

今季はBALと年80万ドルの契約もDFA、COLがクレーム。天性のフィジカルポテンシャルを攻守に活かすアスリート。爆発的な打球速度を生み出すパワー&クイックネスとベースランスキルが魅力。コンタクトスキルが△も、ゾーン管理に優れており、打線の中軸に理想的なスラッガー。両翼守備に不安なし、ノンテンダーの際は是非。


ジェイク・ケイブ(30) OF/1B

今季はCOLと年100万ドルの契約。ハイレンジでバランスの整ったオールラウンダー。優れたヒット/フィジカルツールを誇る、スピードに溢れた4Aリーガー。粗いコンタクトツールと対左がネック。守備レンジは平凡ながら堅実、アグレッシブなプレーが持ち味。今オフはFAとなる見込み。


オスカー・メルカド(28) OF/CF

今季はSDPとマイナー契約もリリース、DETとマイナー契約。アグレッシブなプレーが光る、走攻守に隙のないオールラウンダー。盗塁を量産するクイックネス/ベースランスキルを備え、リードオフマンとして理想的な逸材。OFの3ポジションを器用にこなすも、総合的なディフェンス力は下り坂気配なのが気掛かり。今オフはマイナーFA見込み。


トレイス・トンプソン(33) OF/CF

今季はNYMとマイナー契約もオプトアウト、CHCとマイナー契約。フィジカルを活かした華のあるプレーが持ち味のパワーバット。粗いコンタクトツールを優秀なアプローチで補完も、ブレーキングボールに課題。大柄ながらベースランスキルに長け、CFとしても起用可能な安定した守備に不安はないが、アームが△。今オフはマイナーFA見込み。


カイル・ガーリック(31) OF

今季はARIとマイナー契約。ファストボールに抜群に強いプルヒッター。コンタクトツールが大きなネックも、フィジカルを活かしたパワーツールに定評。ラインドライブ性の弾道により柵越えは控え目な可能性。怪我が多く、コンディショニングに課題あり。希少な右のパワーバット、今オフはマイナーFA見込み。


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