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NPD/自己愛性の嫌な人は自他境界がガバガバ?「私は私、あなたはあなた」ではなく「私は私、あなたも私な人たち」根底には愛着形成不全?

自他境界についてはよく耳にするトピックかもしれませんが、とても簡単に言えば「私は私、あなたはあなた」だからどんな関係性であれど過干渉は暴力と同じ。 NPDや傾向のある人はこの辺を踏み越えがちで、あなたのためを思ってと過剰に求める行為は「いや、お前のためやろ?」と一蹴して良いです。

自他境界ガバだとこの辺の認識は「私は私、あなたも私」になりがち。

自分にとってこうあって欲しいを相手へ強烈に押し付てしまい、僕と毒親のケースでは毒親にとって理想の子供像を押し付けられていたような。そこからの教育虐待と子供ものアクセサリー化。

小さい頃こそ意思表示もできなかったでしょうが、 成長した子供や赤の他人にやらかすのは完全に失礼極まりなく「それはあなたの問題ですね?」ということばかりなのです。

ただ小さな子供は自他境界など言ってられずほっておけば死ぬかもしれない赤ちゃんからスタートですし、子供をなるべくNPDや愛着障害にさせないためにも愛着の形成は本当に大事。だから母親だけでなく父親や養育者でちゃんと愛を持ってお世話をすべき。ここはまだまだベタベタで良いです。

しかし成長が進んだら「私は私、あなたはあなた」が大事です。


あの粘着質は愛着障害等が関係する?

NPDは離れられた後こそ粘着質を発揮し延々と関わり続けてくるのですが、これも「自分を見てほしい」という心理から。 小さい子供もよく「みてみて」するのですが根本は似たようなもので、構ってちゃん行為そのもの。 正常に愛着形成をされなかったために今も養育者の視線を求めているのかもしれません。かまって欲しいのです。

ストーカーやハラッサーの中には愛着障害を拗らせて周囲の頼れそうな人を勝手に親認定し付き纏ったり、期待通りに行かなければ裏切り認定しハラスメント。 その根底には「本来は自分の親から受け取るはずだった温かな養育」がないので、それを他者から勝手におうとしています。

音や動きで気を引いて自分を見てもらい、何か反応をしてほしい。 依存対象や何らかの期待をしている人から拒絶されたNPDの根底には大体これがあるようです。



敵を知ればそんなに怖くない


NPDが何故そうなりどうしてそんなことをしているのか理由がわかってくると、気持ちの悪い加害者→気持ちの悪い残念な人に変化していきます。 相手の望むこと/嫌なこと共に金太郎飴的な行動パターンも把握すると面白くなってしまうほど。

被害者体質の方ほど「敵」を知って欲しいところです。



遺伝と環境


何故NPDになった?大体は遺伝と環境によるもので、親から継承した「そうなりやすい気質、性格」と、親もNPDなら毒な環境により過干渉や虐待ネグレクトからNPDな性質になったり強化されることも。

基本的には愛着形成の不全が根底にあり、要は赤ちゃんが求める親からの無償の愛や甲斐甲斐しい世話を周囲に求めています。

普通ならば養育者にしかさせないような自分のケアを「してくれそうな人」「拒絶しなさそうな人」に求めますが、それは加害として現れます。

また「私は私/あなたはあなた」の感覚が薄く、人の気持ちを尊重できません。世話して欲しい人に見捨てられ離れられる恐怖・不安もあることから決まって粘着質になるのはこのためです。

敵を知れば意外と怖くもなくなってきます。大きな赤ちゃんですが世話をする義理もないと思いますので、相手にしなくて良いです。


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