移住ドラフト恋文リレー＃3 「心の豊かさに気付くまち、宮崎県日之影町」

こんにちは！九州移住ドラフト会議2021に参加している西臼杵軍フォレストピアーズの重信と申します。苗字です。

2019年2月より地域おこし協力隊として宮崎県西臼杵郡日之影町で勤務してます。西臼杵郡は、「五ヶ瀬町」「高千穂町」「日之影町」の3町からなる地域で、世界農業遺産に登録されていたり、宮崎県有数の観光地があったりするエリアです。

私は宮崎県都城市出身で大学まで宮崎県内で過ごしていました。大学卒業後は、医薬品商社に入社して、約6年営業職として熊本県や宮崎市で勤務。その後は東京の会社に転職して、大阪などでも働いていました。

そして、都会に疲れた（挫折した）こともあり宮崎に戻ってきたわけなんですが、そもそも「地域おこし協力隊」という言葉すら知らなかった人間です。

ひょんなことでご縁が繋がり、「この人と一緒に仕事してみたい！」と強く思ったことが移住のきっかけです。まぁ移住どうのこうのより、最終的に大事なのは「人」だと思ってます。ご縁って大事。

そんなこんなで、現在も日之影町で働いているわけなんですが、何が良いかって、ご飯美味しいし、飲み会めっちゃあるし笑、空気おいしいし、川綺麗だし、キャンプできるし、住民めっちゃ優しいし、正直に言ってストレスがほぼ無い生活をしてます。

宮崎県日之影町中川集落のチューリップ畑

営業をやっていた頃は、毎日の売上ノルマに追われて心が相当すさんでいたなぁと、今になって思います。友人からは「笑顔が増えた」「笑顔が素敵になった」とかなり言われるようになり、自分でも本当にそう思う日々だなと実感しております。

年収の面でいくと半分以下にガクっと下がってしまったのは紛れもない事実です。しかし、たいへん興味深いことに営業の頃よりお金を使わない生活になり、貯金も以前よりむちゃくちゃできているんですね。その要因なんですが、「ストレス解消」にお金を使っていた、1つの収入源でのみの生活をしていた、ことが挙げられます。

地域おこし協力隊として勤務する傍ら、在任中の起業を町に認めてもらい、まちのB級グルメだった「こんにゃく唐揚げ」を復活させ、ネットでの販売や販路拡大なども行っております。

もうめちゃめちゃ美味しいので、もちろん事業も順調に推移しております。そして注文もお待ちしております笑

こんにゃく唐揚げ

まぁ、結局何が言いたいかという「心の豊かさ」に気付けたということなんだと思います。

森林に囲まれてるので無意識に四季を感じれるし、旬の美味しいものをすぐに食べられるし、ビジネスになるんじゃないかと思ったらすぐにチャレンジできるし、人の優しさに感動するんです。特に都心部から移住する方々はよりいっそうこの「豊かさ」に気付くアンテナレベルが高いと思いますね。

そして、都心部での仕事の経験ってめちゃめちゃ有益な経験だと思ってます。都会ならではの最新のものや文化に触れながら生活できますし、仕事の幅も田舎に比べて大きいと思います。

だからこそ、その経験って田舎でめちゃくちゃイノベーションを起こしやすいと思うので、ぜひ西臼杵郡日之影町でイノベーションを起こして欲しいなって思ってます。

日之影町の最近のイノベーション、本家をうならせた青雲橋での55連凧揚げ

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