5月の資産運用報告(株高で前月比5.6%上昇、今後の投資戦略)
5月に入っても、米国の雇用は強く、株式市場には強い追い風が吹いています。特に日本株とハイテク株の短期的な上昇には目を見張るものがありますね。
5月の資産運用報告ですが、この株価上昇相場の中で、大きな取引を行いました。
5月10日 国内株(N社) 500株 追加購入
5月23日 レバナス 全売却
5月26日 東証米国債券ETF(2621)1000口 追加購入
今年の投資戦略は、株式を積極的に買っていくというよりも、暴落への備えとして資産防衛に軸を置き、債券比率を高めていくことです。
5月の取引により、債券比率が大きく上昇。
〇 全世界株式 45% ⇒ 45%
〇 国内株(N社)17% ⇒ 19%
〇 米国長期債券 29% ⇒ 36%
株価上昇局面で、株式資産が膨らんでいる中でも、着実に債券比率を高めることが出来ているのは、投資戦略が順調に実行されているとみて良いでしょう。
今後の投資戦略も、利上げ停止までの間は、債券比率を引き続き高めていくという方針に変更はありません。
株式市場は強い相場が続いておりますが、熱を帯びている株式を積極的に買うというよりも、冷めきった債券市場に資金をつぎ込むことで、利下げを待ちながら資産を着実に増やしていこうと思います。
5月にNISA口座で運用していたレバナスを売却したことで、2023年のNISA買付可能額が70万円分残りました。
残った70万円分につきましては、不動産投資信託(リート)を購入していきたいと思います。
金融工学に基づいたアセットアロケーション(株式、債券、不動産、金)の最適化は、経済学者の研究による確固たる根拠があります。
ユーチューバーやSNSで発信されているインフルエンサーの独自理論とは、比較に値しない信憑性が高いものと言えるでしょう。
資産が1000万を超えてからは、高いリスクを取ることよりも、着実に資産を増やしていく投資戦略が自分には合っていると考えるようになりました。
全世界株式にドルコスト平均法で毎月投資しながら、暴落を虎視眈々と待ち構え、いざ暴落が到来したら比率を高めておいた債券を売って株式を一気に仕込んでいく。
株式は世界経済の成長と共に長期的には右肩上がりで上昇していくという理屈で考えれば、「逆張り投資」が自分の投資手法に最も適していると考えています。
そのためには、株式、債券、不動産、金への分散投資が大切だと考えます。
今のところ、株式と債券は順調に資産が育っています。
今回、新たな投資先として、先進国リートインデックスファンドへの投資を組み入れたいと思います。
購入する投資信託は、
〇eMAXIS Slim先進国リートインデックス
先進国の金利が上がり、不動産業界には逆風が吹いています。つまり、債券と同様に投資妙味が出てきたアセットだと考えます。
不動産は、アセットアロケーションの10%程度の比率を目指して今後投資をしていきたいと思います。
まずは、2023年のNISA買付可能額の70万円分をリートへの投資に回していきます。
それから、6月から「三井住友カードプラチナプリファード」で積立投資を始めました。
プラチナプリファードでは、投資信託の買付金額5万円に対して、5%のポイント還元を得ることが出来ます。
6月から12月までは、特定口座で
〇eMAXIS Slim先進国債券インデックス
を毎月5万円積み立てていきます。
これにより、6月から12月までの7か月間に17500円分(2500×7)のVポイントを獲得できます。プラチナプリファードの保有者は、5%のポイント還元があるカード積立はやらない理由はありません。
先進国債券への投資は、投資先の通貨を分散させることに意味があります。
債券では、東証米国債券ETF(2621)に投資の主軸を置いていますが、利下げにより、ある程度のキャピタルゲインを得ることが出来たら、債券は、こちらの先進国債券インデックスファンドに移していこうと考えています。
少子高齢化の日本の円の価値は長期的に見れば下がると考えるのが、ごく自然な考え方だと思います。通貨は人がたくさん集まる国の方が価値が上がることを考えれば、今後日本円は使う人が減っていく。つまりは、円の価値は下がる、円安が進んでいくと考えられるでしょう。
債券投資においても、先進国の通貨に分散が出来て、ヘッジ無しの先進国債券インデックスファンドに投資をすることで、円安局面でも強い資産運用を形成するこが出来るのではないかと期待しています。
投資信託はETFとは異なり、配当金の再投資となるため、長期的に複利効果が大きく得られるメリットもありそうですね。
6月からはFIRE達成に向けて、新たな投資先を加えて運用していきます。
<今後の投資戦略>
〇全世界株式インデックス 毎月68,000円
〇先進国リートインデックス 毎月100,000円
〇先進国債券インデックス 毎月50,000円
※米国債券ETF(2621)は余裕資金があれば買い増し
株式上昇局面ですが、リートや債券を積極的に買っていくことで、今年は投資の世界に身を置いていきます。