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アナログ漫画というヴィンテージ

確か4年前くらいからディジタルで絵を描き始めました。正直、デジタルだと色塗りもペン入れもアナログの半分以下の時間で仕上げられるので、なんて素晴らしいのだろう、と感動しました。もちろん、デジタルでも本当に沢山の時間をかけて素敵な作品を作っている作家さんたちも大勢いらっしゃる。
じゃあなんで今更私がアナログでまた漫画を描き始めたか、というと、

完全に趣味です!!!!

あと、現実的な理由もあります。日本の紙媒体漫画出版社を意識して作品を作るとなると、印刷で好まれる作品の作り方、断ち切りなどの寸法等々基準や規定が存在します。

自分の作品を本にすることが一番の夢であり、目標

なので、デジタルでしたらクリップスタジオペイントでワコムタブレットで作成するのが良いのでしょうが、

ワコムタブレットの値段にびつくりしました汗

アイパットプロの2倍のお値段は軽くしますね。お手ごろなのもありますがスペックが。。。。(-_-;;)

そして今年からまた、Gペン丸ペンスクールペンに戻りました。

しかし楽しい。アナログってめっちゃ楽しい。描きこむのが好きなので丸ペンでガリガリガリガリ葉っぱを一枚から描きこむのがアナログだと断然にやりやすい。
忘れてたなあこの感覚。あんなに好きだったのに。

そしてイギリスの大好きなイラストレーターさんたちの作品をまた見直して、ああ私はこういうのが好きなんだよね、と改めて自分の原点に戻った感じがします。
巨匠と呼ばれるこの方々は、アナログでこんなにも美しい作品を、しかもみなさん作品数がとても多い!!

アーサーラックハム
ブライアンフラウド
アランリー

アナログ絵とはもはや一つのアートジャンルではないでしょうか。

作家が画材を選ぶように画法も選ぶことができます。そして時代はデジタル、ましてAIアートの広がりも凄まじい。
だからこそ、アナログアートの価値がヴィンテージの洋服や雑貨のような鈍い光をさらに増して輝き放っているような感じがしてなりません。


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