Preppin' Data 勉強会 初心者コースを卒業しました【Tableau Prepを学んで良かったこと】
こんにちは、DATA Saber挑戦中のぞぴぴです。
Preppin' Data 勉強会 初心者コースを無事卒業しました。
記念にTableau Prep(以下Prep)を学んで良かったこと、Preppin' Data 勉強会 初心者コースに参加して良かったことをまとめてみます。これからPrep勉強しようかな?と思ってる方のきっかけ・参考になればと思います。
参加したきっかけ
Tableau ServerにPrep自動更新のアドオンを入れていないこともあり、Prepの良さは分かるものの、使わざるをえない時は以外は使いたくない…というのが正直な所でした。しかし組織内のデータのあり方を考える中で、
綺麗なデータは作れるようになりたい
ていうか綺麗なデータって何?
そもそも組織のデータってどうあるべきなの?
みたいなことをモヤモヤ考えている中で、Preppin' Data 勉強会 初心者コースにお誘いいただき、募集を見て気になってたこともあり参加しました。
※私のぼやきに色んな方が反応くれて、Preppin' Data 勉強会にも参加出来て、おすすめの本紹介してもらったりして、Xやってて良かったです。
Prepを学んで良かったこと
計算式書くのに慣れる
出来れば1個も書きたくないと思ってた計算式。正直、今でもそうですが、慣れてはきました。特に意味不明と思ってた、入れ子の計算式にも慣れてきましたし、「ただ動けばいい」ではなく処理が綺麗な計算式とは何か?人が理解しやすい計算式とは何か?を考えるようになりました。グチャグチャしてた処理が、一個の計算式でスパーン!と出来ると気持ちいいです。
オープンデータが怖くなくなる
趣味のviz作りだとお世話になる機会も多いオープンデータ。ですが扱いづらい時も多く「面倒くさいからこれはやめよう」という時も多々ありました。Prepを扱い始めてからは「まあPrepの練習だと思えば…」ということで以前よりは前向きに取り組めるようになりました。
パズルみたいで楽しい
DesktopとPrepで使う脳みそが少し違うなと思っております。私はどちらかというとDesktopの方が好きなのですが、Desktopに飽きた時にPrepを挟むのと頭のリフレッシュ・気分転換になって良いです。パズルみたいというか、ゲームみたいといいますか。効率的なPrepのフローは視覚的にもスッキリと綺麗で分かりやすい気がするので、いかに綺麗なフローを作るかゲームという感じがします。
Preppin' Data勉強会に出て良かったこと
他の人が作ったフローを見て思考過程を聞ける
私は実質1人データ周りの担当者なので、人にデータの前処理を説明したり、教えてもらったりする機会がありません。なので今やっている処理がベストかどうか分からずにモヤモヤすることがありました。Preppin' Data勉強会では、一つの課題に対して色んな人のフローを見ることになるので、計算式やコメントアウトのつけ方など、細かい部分がとても参考になります。というかTableau Prepは出来ることがとても多いので、1人で触り続けてたら今後も知らなかっただろうな…という機能が沢山あります。
例えばこういうの。Prepでピボットが出来ること位は理解してても、それだけで満足してしまい、細かい設定が出来ることを理解してなかったりするので、教えてもらって初めて気づくことが多いです。何ごとも「分かったつもり」が一番良くないな、と思う今日この頃。
人に引き継ぐためにはどうあるべきかを考える機会になる
Prepで作ったフローは、Desktopで作ったvizのように見て明らかなものではないので、勉強会では自分のフローについて説明します。そして最後、画像にまとめてXに投稿します。人に説明したり、画像にまとめたりする中で、自分の冗長なフローや計算式に気づきます。業務でもマニュアル作る機会は多々ありますが、必要に迫られてとりあえず!!みたいなケースも無くは無いので(ダメダメ)、Preppin' Data勉強会というプライベートな学びの場だからこそ、「どのように処理するのがスマートか」「どのように履歴を残すべきか」ということを定期的に考えるようになりました。
継続的に学び続けている人たちから刺激をもらえる
これがなんだかんだ一番大きい気がします。Tableau、Prepのみならず、データというものに対して真摯に向き合っている皆様と、週1回お話させていただくことで、もっと頑張らなきゃなという気持ちになれます。本題ではないですが、勉強会の後の雑談でデータとはどうあるべきかという会話をさせていただくことがあります。私のような1人データ担当者としては、データはどうあるべきか、どう持つべきかを考える貴重な機会になっています。
運営の皆様にとっては言ってしまえば簡単な課題であろうと思うのですが、そんな中でも何か学ぼうとされている姿勢をとても尊敬しています。私もそうありたいなと思います。
まとめ
Tableau Desktopの操作や、可視化の技術に関しては、DATA Saberのような環境は学習する上で一番近道だとは思うものの、インターネット上のリソースである程度独学が可能だと思っています。しかしデータ前処理のあるべき姿や、適切なデータ管理方法というのは各組織でそれぞれ。かつ、あまり外部にそのまま出せる情報でも無いので、記載がふんわりしがちです。私のような初学者においては
適切なリソースにたどり着けない
たどり着けたところで読んでも良く分からない
理解はしても、それをどう自分の組織に適用すればいいのか分からない
の三重苦。これらがPreppin' Data勉強会 初心者コースに出てすべてが解決したとは言えないのですが、入口とこれから先広がっている道が少し見えたような気がする、という意味で大変実りがあるものでした。
データ分析と向き合う上でデータの前処理というのは避けては通れないものだと思っているので、来年度は一般コースの方で引き続き頑張りたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
来年度の目標としては…
まだ見れてないnoteや動画があるので、少しずつ消化していきたいです!