海鳥の楽園天売島に行ってきた!
オロロ~ン!!!!!!!(あいさつ)🐧🐧🐧🐧🐧
2022年6月16日~19日にかけて、北海道は羽幌町沖合に浮かぶ小さな島、天売島に行ってきました。 移動時間がほとんどで実際に上陸したのは(準備不足が故)18日だけでしたが十分楽しかったです。
天売島ってなんぞ?
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以下ホームページより引用
北海道羽幌町(はぼろちょう)から、27km沖合の日本海に浮かぶ天売島。北海道本島に面した東海岸を人が居住地として、高さ100m以上の断崖が続く西海岸を8種類100万羽の海鳥が3月から8月にかけて繁殖地として利用します。100万羽と300人が周囲12kmの陸地で共に暮らす奇跡の島、それが天売島です。
海鳥と人が隣同士で暮らし、また海鳥の繁殖地・観察地としても有名な場所と言われています。日本でここにしか繁殖地のないオロロン鳥もといウミガラス、生息域が北海道周辺に限られているケイマフリなど、海鳥好きを魅了する要素が盛りだくさん。自分もそんな希少性に魅了された一羽であります。
どこで知ったの?
自分の好きな水族館の一つに、ウミガラスを飼育しているかさりん(葛西臨海水族園; 東京都)があります。2018年にかさりんと北海道羽幌町がパートナーシップ協定を結び、お互い協力していこうぜ会みたいな催しに参加した際、天売島の存在を知りました。その時から行きたいと思っていたので、4年の時を経てついに実現できたわけです。
どうやって行ったの?
準備編を書いたので、そちらを参照してください。
いざ上陸
朝8時、天売島への上陸手段はフェリーのみなので、羽幌港に向かいます。
当日は宿泊した宿の方に車で送っていただきました。大変感謝です🙇♀️
フェリーは通常の旅客船と高速船があり、時間帯的に高速船に間に合わなかったので、普通の旅客船に乗船しました。
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焼尻島
フェリーは天売島上陸前に、その手前にある焼尻島に一度停泊します。
今回の遠征では上陸しませんでしたが、羊肉(焼尻サフォーク)が有名とのことで、次は立ち寄ってみたいですね。ちなみにサフォークは宿の食事で出していただきました非常に美味しかったです🐑🐑🐑
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天売島
フェリーで約1時間半、ついに念願の地へ上陸。
天候に若干の不安はあったものの、後々晴れてきたのでよかったです。
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海鳥たちとの遭遇
島内で鳥自体はたくさん見られますが、特に島を繁殖地とする海鳥は以下の8種です。
ウミガラス
ケイマフリ
ウトウ
ウミネコ
オオセグロカモメ
ウミスズメ
ウミウ
ヒメウ
今回はウトウ、ウミネコ、オオセグロカモメ、ウミウ、ヒメウの5種を観ることができました!他は時間帯が合わず、また海側からでないと観察できない場所に巣があるため、諦めました…
ウミネコ
本土でも港などでよく見られる種です。日本人からするとありふれた存在のウミネコですが、生息域が日本とその近海に限られているため、海外のバードウォッチャーにとっては珍しい種だそうな。
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ウミウ
鵜の一種で、鵜飼で用いられる。似たような種にカワウがおり、未だに見分けることができない…
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ヒメウ
写真で見た感じウミウとの見分けは容易だが、自分では見つけられなかった。ガイドさんに見つけてもらいました。
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オオセグロカモメ
ウミネコと見た目は似ているが、足の色が違う(ウミネコは黄色で本種はピンク)。
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ウトウ
ウミウなどと似た名前ではあるが、見た目も分類も異なる。クチバシの白い突起と口周りの白い飾り羽が特徴。
島に居る間は見ることができませんでしたが、帰り際焼尻島港付近の海面を漂っているところを発見しました。非常にラッキーだったと思います。
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感想
非常によかったです(小並感)。
文明の波に揉まれている身としては、これぞ秘境・非日常空間だという印象を持ちました。自分の準備不足により、一番の目的だったウミガラスを観ることはできませんでしたが、それ以外にも多くの収穫があったので大変満足です。羽幌の人たちもフレンドリーで、久しぶりに人の温かさを感じられたなぁと。色々な話を聞けて楽しかったです。
ということで、また来年行こうと思います!!
アクセス
札幌駅から羽幌町まで高速バスで3時間半!フェリーで約1時間!
ネット予約システムがないので、頑張って予約してください…
おわり