海鳥の楽園天売島に行ってきた!準備編
オロロ~ン!!!!!!!!
本記事は、以前公開した天売島海鳥レポの補足的なものとなります。基本的にひたすら文章を書くだけになりますが、行くためにどのような準備をしたか、いつから準備すればいいのかなどなど、天売島に行く際の参考になれば幸いです。
特に6月~7月頃の訪問を予定している場合は是非参考にしてみてください。
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ざっくり概要
Q. いつから準備してた?
A. 3ヶ月くらい前には計画を立ててました。実際に動いたのは2ヶ月前くらいだったと思います(が、これでも少し遅い方です…)。
Q. どのくらい費用かかった?
A. 今住んでる埼玉からの遠征だと、諸々込みで9万ほどかかりました。
Q. 準備大変だった?
A. 電話予約に抵抗がなければ、そんなに大変ではないと思います。
Q. 天売島楽しかった?
A. 楽しかったです。
早速準備しよう
目的
準備以前に、行く目的をはっきりさせないと何しに来たのかわからなくなるので、目的大事です。
自分の場合は海鳥を観察しに行きたかったので、繁殖シーズンである6月~7月の間に行こうと決めていました。なのでこの記事の内容は、そのあたりの時期における状況や相場を想定しています。ご了承を。
日程
交通手段が限られているので、週末ふらっと近場に行くようなノリでは、かなりキツキツなスケジュールになります。
自分は6/16~6/19の3泊4日で日程を組み、天売島上陸も1日だけと、ある程度余裕を持ったスケジュールとしました。せざるを得なかった。
移動手段
公共交通機関のみを使う場合、様々な移動手段を乗り継ぐ形となります。
埼玉 ⇒ 羽田空港から飛行機 ⇒ 新千歳空港
新千歳空港 ⇒ JR ⇒ 札幌駅
札幌駅 ⇒ 高速バスはぼろ号 ⇒ 羽幌町(本社バスターミナル)
羽幌町 ⇒ 港 ⇒フェリー ⇒ 天売島
特に高速バスとフェリーは、それほど便が多くないため事前に確認したほうが良いです。
高速バスは予約必須
高速船、および自家用車などの積載は要予約(ネット予約不可)
フェリーに乗るだけなら予約不要で、高速船も当日空きがあれば乗れます
宿泊施設
島内および羽幌町本土で探すことになると思います。
遠征の1ヶ月半前に予約状況を確認しまくってたのですが、島内の宿は予約できませんでした。2~3ヶ月くらい前には宿の検討をしたほうが良いと思います。
※これは宿の方から聞いた話ですが、時期によっては仕事で羽幌に来る人のために、観光客を多く受け入れられない場合があるとのことでした。実際今回泊まった宿も(おそらく)自分以外は仕事で来たような方が大半でした。もし泊まるなら、観光客向けの宿をなる早で取ったほうがよさそうです。観光協会のホームページに宿泊施設一覧が掲載されているので、ご参考までに。
行動計画
どこに立ち寄るか、どんなイベントがあるかなど、事前に調べておくとよいです。予約が必要な場合はしておきましょう。
天売島では時期限定でガイドツアーなんかもやってます。
モデルケース
ここまでつらつら書いておいて、じゃあお前は何をしに行ったんだと言われそうな気がするので、参考程度に今回実施した3泊4日の行動を載せておきます。参考になるかわかりませんが。
1日目
仕事終わりにそのまま羽田空港に向かい、飛行機で新千歳まで移動。千歳で1泊しました。
前日入りみたいな感じです。
2日目
千歳駅から札幌駅に移動。時計台にふらっと立ち寄ったのち、事前に予約した13時の高速バスに乗り、羽幌町に向かいました。
羽幌町到着時点でフェリーの便はもう無いため、港に近いところで1泊しました。
3日目
朝一で港に向かい、フェリーで天売島に10時頃上陸。
午前中は港すぐのレンタサイクルで自転車を借り、島を一周してきました。
港の食事処で昼食を取り、午後は事前予約したガイドツアーに参加。島二週目です。
その後フェリーで本土に帰還し、同じ宿にもう1泊しました。
4日目
余裕を持って宿をチェックアウトし、札幌駅行きのバスが来るまで周辺をぶらぶらしていました。 北海道海鳥センターや道の駅があるので、海鳥の学習をしながらお土産が買えます。
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札幌駅到着後、新千歳まで移動しそのまま帰ってきました。
こうしてみると移動ばかりですね…。
食事も宿で2食付きにしてもらってたので、外で食べることはほとんどありませんでした。
あと当初の予定では、4日目に突貫焼尻島上陸を考えていました。3日目で完全燃焼したので行くのは止めましたが、代わりに宿近くのビオトープでのんびり散歩してました。
費用
細かいところまでは考慮せず、ざっくりこのくらいかかったという額になります。
飛行機 42,000円
高速バス 5,500円
フェリー 4,660円
ガイドツアー 2,200円
自転車レンタル 1,000円
宿(1日目) 5,800円
宿(2~3日目) 17,000円
食費 5,000円
お土産 3,000円
電車 4,000円
合計 90,160円
個人的には宿代が思ったよりも安く済み、想定よりも少ない額で遠征できたなと思っています。飛行機代がなぁ…もう少し安ければ……
あとは荷物を最小限に抑えたかったので、お土産もそんなに買いませんでした。羽幌の甘エビカレーおすすめです。
振り返り
実際に行ってみてどうだったか
一番不安だったことはちゃんと交通機関を乗り継げるかどうかでしたが、思ったよりスムーズに乗り継げてホッとしました。
行動計画も多少の変更はあったものの、最低限目的は達成できたので満々満足です。
反省点
一番のやらかしは、島内の宿を予約できなかったことです。島に泊まれない時点で、日没と明け方の海鳥を観ることができなくなり、非常にもったいないことをしました。宿泊施設はそれほど規模の大きいものではないので、だいぶ早めに動かないとすぐ埋まってしまうんだなと学びました。離島は厳しい。
また、名物のウニも食べることができませんでした。来島した時点ではまだ漁が解禁されておらず、来るのが早すぎたようです。
おわりに
準備自体は交通手段の手配やら宿の手配やら、諸々事前に確保する必要があるのでとても大変でした。早め早めに動いておけば貴重な機会を失わずに済むのは間違いないので、面倒くさがらずに頑張りませう。
また、そんなに無茶なスケジュールは立ててないつもりなので、スケジュールもそこそこ参考になるんじゃないかなと思いますが、どうなんですかね。周りの人はどんな感じで旅行計画立ててるかわからないので、世間との認識の乖離が無いか心配です。
おわり