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海鳥の楽園 天売島に行ってきた!リターンズ
オロロ~~~~ン!!!!!!!!!!!!(あいさつ)
天売島に行くのはこれが2回目なのでリターンズと題していますが、2023年6月の遠征記なのでだいぶ月日が経ってしまっています。
1回目の遠征では準備不足で目的の海鳥であるオロロン鳥(ウミガラス)を見ることができなかったため、その反省を生かして天売島オロロンチャレンジに再度挑んだわけです。結果としては無事肉眼とカメラに収めることができたので、時間が空いてしまいましたが備忘録として書き殴っておこうと思います。
初上陸の備忘録は以下からご覧ください。
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出逢ったいきものたち
ウミガラス
オロロ~~~~ンと鳴くことからオロロン鳥と呼ばれている海鳥。天売島は日本で唯一のウミガラス繁殖地であり、4~8月の繁殖期に見ることができます。陸側からも頑張れば海上を漂う姿が見られるみたいですが、より近くで見たい場合は、フェリーを予約して海側から見ると良いです。
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ケイマフリ
鮮やかな赤色の足が特徴的な海鳥。北海道沿岸やロシアのオホーツク海に面した断崖および離島など、限られた地域にしか生息していないようです。飛び立つ際に水面を駆け抜ける姿がとてもかっこいい!
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ウトウ
顔まわりの白い羽飾りと、嘴の根本にある白い突起が特徴の海鳥。今回は何万羽ものウトウが夕暮れ時に帰巣する光景を見るガイドツアーに参加しました。ウトウの巣は地面に穴を掘って作るため、沿岸から飛んできたウトウは頭スレスレを通過して巣に入っていきます。何度かぶつかりそうになりました。
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ウミネコ
全国各地の港周辺に出没する海鳥。日本ではそこまで珍しい海鳥ではないですが、繁殖地で有名な地域は日本にそこそこあります。撮影中にウンを落とされました。
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オオセグロカモメ
外見がウミネコに似ています。体はウミネコより一回り大きく、足がピンク色という特徴で見分けることができます。
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ヒメウ
鵜の仲間で、繁殖期には緑がかった光沢を放っているかのような見た目になります。
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ウミウ
鵜の仲間で、顔周りの白い羽飾りが特徴です。天売島周辺ではよく見られます。
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海鳥以外のいきもの
野生のアザラシがいました。
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遠征の日程
遠征は6/22~25の3泊4日、天売島以外にも色々と寄り道をしていました。様々な趣味が混ざっているため参考にならない気がします。
1日目(6/22)
飛行機で北海道に移動し、小樽で1泊しました。
羽田空港 → 新千歳空港 → 新札幌駅 → サンピアザ水族館 → 小樽駅
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2日目(6/23)
予約した羽幌行きの高速バスの時間まで、小樽にある酒蔵の見学をしていました。羽幌に移動後は、以前から気になっていたお寿司屋さんで夕食を取りました。めちゃめちゃ良い店でした…
小樽駅 → 南小樽駅 → 田中酒造 亀甲蔵見学 → 札幌駅 →(高速バスはぼろ号)→ 羽幌町本社ターミナル → 海鳥センター → はぼろ温泉サンセットプラザ
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3日目(6/24)
朝一で羽幌フェリーに乗船し、天売島に上陸。この日は他に団体客が居て島内がちょっと賑やかになっていました。上陸後はレンタサイクルで島内を一通り散策した後、宿にチェックイン。夜は事前に予約していたウトウのガイドツアーに参加しました。
本土フェリー乗り場 → 天売島 → 島内一周 → 宿チェックイン → ウトウ帰巣ナイトガイド
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4日目(6/25)
最終日は、朝一で事前予約していたケイマフリ号に乗船。小型船で島の周りをまわるガイドツアーですが、これに参加しないとウミガラスのコロニーを見ることができないため3ヶ月以上前に予約を入れました(前回はこれを予約できず、また島で宿泊もできなかった)。
この日は天候にも恵まれたおかげで、ガイドさんが遠くでウミガラスを発見してくれました。無事カメラに収めオロロンリベンジ達成です!
宿 → ケイマフリ号ガイドツアー → フェリー → 羽幌港 → 羽幌町本社ターミナル →(高速バスはぼろ号)→ 札幌駅 → 新千歳空港 → 羽田空港
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振り返り
遠征は6月下旬に行きましたが、準備自体は3月初めから既に始めていたので、予約したい宿とガイドツアーを抑えることができました。ウミガラスが見られるかどうかは完全に運でしたが、天気にも恵まれ運を勝ち取ることができました。ウミネコにウンを貰ったおかげかも?
時間的に少し余裕があったので隣の焼尻島にも行こうかと思いましたが、体力の限界が近かったのでまたの機会にしました。焼尻島はサフォーク羊という貴重な種のお肉がいただけるので、行って損はないかと。
おわりに
ウミガラスを見るという目的が達成されたため、今年は行こうか悩むところ(執筆時点で何も準備していないため、見送りになると思います)。調べてみると、ガイドツアーの内容が少し変わっていたり、羽幌行きの高速バスがインターネット予約できるようになったりと、昨年と状況が変わっているようです。そのうちまた行こうねぇ。