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AmazonSEOとAmazonPPCを使いこなせ # Pubcon2019

世界最大のSEOイベント、Pubconに来ています。ここではPubconで語られた講座内容を書き起こしつつ日本語に翻訳する形で記事にしています。日本人参加者はかなり少ないようなので、日本語で閲覧できる記事としては、最新情報と言い切っても過言ではないでしょう。

ウェブ解析士協会の江尻代表のお陰で参加できたので、改めて感謝させていただきます。では、見ていきましょう。

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Amazonには様々なサイズのブランドがあります。大小あわせて。Amazonの広告は大きく進化しています。

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Amazon広告は大きく成長しており、Google、Facebookの次くらいのポジションです。なぜかというと商品について検索するとき、Googleは使わないからです。Amazonを使いますよね。

AmazonSEOはどう考えるのか?

まず、キーワードを知りましょう。あなたの商品を買ってもらえるためのキーワードは何か考えるのです。多くのやり方はありますが、口コミを入れたり、競合のチェックをしたりすることもできます。

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専用のツールなども存在します。

AmazonSEOでは、以下の要素が重要です。

・タイトル
・箇条書き
・Description
・Backend

タイトルは単純にキーワードとしてという意味だけではなく、CTRにも影響します。箇条書きについてですが、コピーライティングが大事です。購入を検討しているはずなので、大きくCVRにも影響します。もちろん、ここにキーワードが自然と入ったほうがいいでしょう。Descriptionも重要です。写真なども効果的に使いましょう。キーワードはバックエンドについても考えてください。キーワードリサーチで見つけたものは、同じ箇所になんども入れてはいけません。そこでバラけて出していきましょう。

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いかに商品が魅力的か、写真や動画を使っていく必要があります。AmazonSEOは、プロダクトページの最適化なだけではありません。

他の要素

 ・画像
・レビュー
・フルフィルメント
・価格

などが要素として重要です。価格は競合と比べたときに適切かというのは非常に重要です。

一番重要な要素はセールス

一番重要なのは、実はセールスです。大きく売れるとより売れるというのがAmazonなのです。AmazonSEOは一気によくなるというのが特徴ですね。そのため、AmazonSEOは非常に重要なのです。

セールスを一気によくするためにはAmazon広告は必須です。

・70%クリックは1ページ目で決まる
・35%は最初の商品をクリックする

つまり、

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この赤い部分が大事ということです。アマゾン広告はその重要な箇所の一部になっています。

Amazon キャンペーンタイプはどんなものがある?

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この3種類です。まずSponsored Brandsは・・・

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上のような見た目になります。これは3つから選べるのです。

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Sponsored Adはこんな感じ。

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Product Display Adsはこんな感じです。

Amazon Sponsored Productsのターゲティングオプションとは?

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 - キーワードターゲティング:自動かマニュアルか
 - プロダクトターゲティング:プロダクト、ブランドか、機能
 - リターゲティング:look alike+リターゲティング

の3つがあります。

Sponsored のターゲティングオプションは?

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 - キーワードターゲティング:自動かマニュアルか
 - プロダクトターゲティング
 - リターゲティング

があります。

Amazon戦略は?

重要なのはまずゴールを定義することです。

キャンペーン効率を見ますか?(ACoSかROASか)
セールスベロシティーを見ますか?
ブランディングを見ますか?

これによって変わってくるのです。

Amazon広告はAmazonSEOにも好影響を与えます。ASINでのトータルセールスが影響するからです。

参考:ASINとは?
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=201889580

キャンペーンの構造は?

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このような流れにしていきたいですよね。

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キャンペーンの構造はこうなっています。手動でやるなら、ブランドタームズ、ジェネラルタームズ、競合タームズなどをしっかり調査しましょう。

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実際のところこのくらいは現実は複雑です。キャンペーン戦略をしっかり練り上げましょう。

 ・1つのキーワード
・違う広告キャンペーンのブレイクダウン
・最高/最低の成果比較
・競合
・ゴール設計

などをテストしていきましょう。

入札戦略

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入札戦略については、こちらでシミュレーションできます。しかし、Amazon Suggested Bidは信じないほうがいいです。自分にとっての数字を把握することが大事です。

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売上÷クリック数×広告費売上高比率が入札のために使える公式になります。

入札単価が低すぎると?

・インプレッションが発生しない
・低い広告ランク

になってしまいます。

むしろ、単価は高くして試したほうがいいでしょう。そしてコンバージョンを増やし、キーワードに対して、もっと特化するのです。

プロダクトページを最適化しよう

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線をひいたところが非常に重要です。

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特にCTRが高いのに、売上が低いところを見つけましょう。改善余地が多いはずなので。

Sponsord Brand戦略をテストせよ

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・ヘッドラインにキーワードを入れよう
・ロゴではなく、ライスタイルイメージを入れよう
・Featured productsに適用させよう

季節性のあること

・Prime Day
・Q4
・ブラックフライデイ
・サイバーマンデー

などAmazon売上と関連のあるイベントがあるので、覚えておきましょう。チャンスです。

1日のどこに出稿するか

大事なのは競合があまり出稿していない隙間を見つけることです。時間帯も分析して安い時期に出すといいでしょう。

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実際にはこんな感じで分析をしています。ただ、毎日アルゴリズムは変わっていきます。大事なのはあなたの商品でしっかりテストすることでしょう。ありがとうございました。

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窪田望
サポートされた費用は、また別のカンファレンス参加費などに当てようと思います。