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カテル中村真也さんの話:ウェブ業界ここだけの話 ピッチで学ぶ、先輩が経験した失敗と乗り越え方

今回はこのイベントの書き起こしをしていきます。今回の登壇者は、カテル有限会社の中村真也さんです。

ここ2,3年でウェブ業界に入ったので、実際にあった大変だった話をしていきます。まずは自己紹介からやりますね。もともとDJをやっていたので、ウェブとは無縁でした。音楽業界を退職後、今の業界に入りました。カテル有限会社は、栃木にあるウェブ制作会社です。ウェブに関わる全般をやっております。

ウェブ業界に転職したきっかけですが、本当にたまたま。飲んでいる時に誘われたのがきっかけです。

(会場爆笑)

もともと、専門用語がずっと意味不明でした。サブドメイン?ディレクトリー?わからないことづくめだったんですね。1年目の自分は、いきなりクライアント先に一人で乗り込みました。とりあえず、わからないので、いかにも詳しい風の空気を醸し出していました。

その結果、案の定、クレームが入り、担当を首になってしまいました。どうやって乗り越えたかというと、単純に謝りました。そして、Google様の力を借りて、すぐに確認するようにしました。また、困ったら速攻上司を連れていくようにしました。また、社内のみんなの力を借りました。

地方だとクライアントとのITリテラシーの差も大変でした。2年目になると、自信もスキルもつくようになりました。専門用語も覚えるので、使いたくなるじゃないですか。

その結果、どうなったかというと、悪化しました。

(会場爆笑)

会社に訴える、というクレームが来てしまったんですね。でも、よくよく聞いていると、僕のミスではなく、クレーム先が違っていた、なんてこともあったんですね。

でも、その時に思ったのは、誰でもわかるような言葉に置き換えて話をするようにしました。横文字を使っても、相手はわからないと言いたくないので、うんうん聞いてくれるのですが、実はわかっていないことが多いんですね。

3年目の自分としては、わからないことは素直にわからないということが大切です。結果的に全員が味方してくれたりします。ウェブに関する知識は、知識として必要だが、営業において最重要というわけではないな、とは感じています。クライアントのやりたいことをこちらがどれだけ理解できるか、が重要なのではないでしょうか。

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会場質問

地方と東京での差はどこにありましたか?

納期は地方は結構ゆるいですね。社長さんが相手なので、ここまでじゃなくていいよ、みたいな風に言ってもらえることが多いです。僕はゆるい方がむしろ好きなので。

専門用語ではなくて誰でもわかるような、という話がありましたが、どんな例がありましたか?

例えば、サーバーとドメインの説明をする時に、伝わらないことが多かったですね。サーバーはホームページの箱でドメインは住所なんです、と言い換えて説明したりしていました。そうすると、理解が深まったりしましたね。

山下さん)専門用語を聞いたら答えていただけるんでしょうか・・・。

(会場爆笑)

サポートされた費用は、また別のカンファレンス参加費などに当てようと思います。