出発前から怯えていた2つのこと①
20代前半は海外旅行に行くことに対して怖いものはあまりなかった。
よくアメリカ・NYへ行っていたのだが、現地に友人がいたこともあって日本より気をつけなきゃな〜くらいの感覚で、そんなに用意周到に準備をした覚えはなかった。
しかし年齢は重ねているんだと今回実感した。自分でもびっくりするほど不安が大きかった。
不安というより怖いと言う感覚の方が近いくらい。
正直楽しみより全然不安の方が大きかった。ていうか楽しみの感覚ほとんどないくらいだった。
20代の怖いもの知らずの感覚は今やなくなってしまったのだと感じた。
中でも特に不安だった要因が2つある。
スリと虫だ。
今回は虫について書いていこうと思う。
最初に言っておくと私は潔癖症ではないし、部屋も毎日掃除できるほどマメな性格ではない。
料理は全て目分量だし、基本は適当(年々適当になっている気がする)なのだ。
しかしここだけはというポイントやこだわりは強く、さらに虫は本当に大敵。以前住んでいたアパートは蜘蛛一匹出さなかったほどの周到っぷり。
親からも「扱いが少し難しい」と言われるほど。
そんな私が今回出発前からかなり怯えていた一つのこと。それは「ベッドバグ(南京虫)」である。
ベッドバグとは床ジラミと呼ばれるもので、布製品(特にマットレス)に住みつくらしい。明るいところでは中に潜り込み、暗くなると出て来て人の血を吸うようだ。
怖すぎるだろう、吸血鬼か。
このベッドバグについて知ったのは、私がよく見ている現役海外CAさんがYouTubeでこのことについて動画をあげていたのを見たから。
その方が言うには、
部屋に着いたらバッグを開ける前に、コートを脱ぐ前にまずはベッドの4つ角確認しなさい。
他の布製品全て確認して大丈夫とわかったらコートを脱いでよし、座ってよし、荷ほどきしてよし。
と言うことだった。
なぜかと言うと、彼らはあっという間に私たちの荷物に潜り込みその先で繁殖してしまうから。一度連れて帰ってしまうと荷物全て燃やさなければいけない(と言われている)ほど、大変な目に合うらしい。
また血を吸われたところは本当に痒くてどうにもならないらしい。
私は被害にあったことはないが、とにかくこの状況が怖かった。
対策を調べるもチェックする以外あまり出てこなかった。さらには目で確認できない場合(ベッドバグが繁殖している場合茶黒い跡のようなものがあるとされている)もあるとのことで、こればかりは運次第。みたいな記事しか出てこなかった。(当たり前だけど)
不安が募る中、一つ良い情報が出て来た。
◯トラベルシーツを持参する
→主にキャンプなどの野宿の際に使用されるもので寝袋よりも薄いので持ち運びが楽。虫除け機能つきの物を用意すれば万が一の時でも睡眠が取れるとのこと。
バックパッカーやインドなどの発展途上国によく行く人は持っている人が多いとの情報を得た。
良い情報が出て来てよかった。。 ネット社会に助けられた。
トラベルシーツは種類やメーカーも様々だが、私は人気で安心安全のコクーン社のインセクトシールド トラベルシーツを購入した。
しかしネットで探すも在庫切れが多く(虫除け機能つきの在庫が少ない)、私はヨドバシカメラオンラインで発見し購入した。
値段もまあまあ高くて¥13,000くらいだったかな、、?
正直高いなあと思ったが自分の安心には変えられないし、また繰り返し使えると言い聞かせて購入。
そして効くかはわからないが、日本でも愛用しているムヒの虫刺され薬EXみたいな、なんか強そうな虫刺され塗り薬も持って行った。
なんか効きそう。知らんけど。
結果、今回の旅行中トラベルシーツを使用することは1度もなかった。
厳密にいうと使用したい時が1度あったのだが、キャリーケースの中に入れてしまっていた為、荷物を開けられず使用できなかった。
そこまで考えが及ばなかった。せっかく用意したのに。。
その時は自分の詰めの甘さに落胆した。まあ結果無事だったので良い経験だった。
もし購入して持ってく予定がある方は、出発時だけ手荷物の中に入れておくことを強くオススメします。
とはいえ、カナダやアメリカはベッドバグ被害が多いとよく聞く。良い買い物と良い経験をしたと思っておこう。
NOZOMI
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