noteをはじめてみる。
以前から気になっていたnoteをはじめてみることにした。気づけば多くの友人が、アメブロからnoteに移行しているではないか。そういえば、1年程前に出会った吉沢亮似のイケメンが、「noteに記事を書きなよ」と言っていたのを思い出した。彼は併せて、「毎日血を吐きそうになりながら仕事してる」と言っていたので、私の中では「note」と「吐血」が結びついてしまい、なかなか始める気にならなかったのだ。その当時、私も彼も辛いことがあった後だったがゆえ、彼はこういった発言をしたのだが。ついでに「note」と「吉沢亮似のイケメン」のイメージも結ばれていたので、私はnoteの存在を記憶に留めておくことができた。
さて、実際にnoteを覗いてみると、ブログなどと比べて、割と多くの人がしっかり文章を作った上で記事を公開しているように思える。20年程昔に流行ったテキストサイトたちを思い起こさせる。
よーし、じゃあ私も何か書いてみよう。
noteの登録を進めていくと、色々とアドバイスしてくれる。「初めての記事は自己紹介などがいいでしょう」とな。自己紹介って、そりゃあ、簡単なようで難しくないかい?人間って複雑で多面的なのだ。1秒後にはイエスからノーへ答えが変わる生き物なのだ。端的に自分を紹介などできるかい。私は自分のことをオペラ歌手だのソプラノ歌手だのと紹介しているが、この世界は「自称すれば誰でもオペラ歌手」などと揶揄されることだってあるのだよ。何を以ってプロとするんだい。何を以ってアイデンティティとするんだい。などと考えてみると、なるほど、これを文章に起こせば、こんなふうに考えを巡らす、ちょっと捻くれた私の自己紹介となるわけだ。
やるな、note。「書く」という行為によって、ユーザーにアイデンティティの確立を促しているんだな?
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