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オパールよ私のもとへ[2]
付き合う前からプレゼントをくれる人だった
最初は確か、笹塚のアジアン料理のお店でご飯を食べたとき、
クリスマス近い日にちで
これをどうぞ、という感じで彼がテーブルに置いたのが
確か
確か、、、、
なんだっけ?(ごめん!)
確か、キーケース、だったと思う
誕生日とクリスマスには何かしらプレゼントをもらい、プレゼントした記憶がある
彼によると
オパールのネックレスをくれたのは、付き合い当初だと言う
その言葉がさらに
???
を増幅させる
なぜかというと、
このオパールは大層な鑑定書付きで
保証価格というものが結構な金額が書かれていて
付き合い始めにこんな価格のものをくれるものだろうか?と
鑑定書の読み方もわからないのだけれど
ボルダーオパール
で
1.0カラット
で
カラーパターンはブロードフラッシュで、、、、と
いろいろ書いてある。
その中で一番私が注目したことは
「この保証書は上記の記載とおりのオーストラリア産のオパールであることを保証いたします」
の一文だった
思い出のオーストラリア
中学3年生の頃
登校拒否で学校に行かず
でも英語が好きだったし留学に興味があったので短期間だけオーストラリアの学校に行かせてもらったことがある
私が生きてきた場所とは全く違う環境の中で
知らない人たち、知らない場所、私を知らない人たちばかり
というのがとても気持ちが良かったことを覚えている
言葉が繋ぐもの、言葉以上に繋がるもの、
自分ってこんな性格だったか、いつもこんな風に私が人と付き合っていたのだっけ
と、いろんなことを考えていたように思う
そんな思い出の地 オーストラリアから来た このオパール
遠いところからようこそ私の掌へ
その3に続く
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![加藤希](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/71348184/profile_c5b684d1059044fd94e32e02c69d33a5.jpg?width=600&crop=1:1,smart)