オパールよ私のもとへ［５］

…

……

リ、リメイクジュエリー？！

私が？！

ジュエリー興味なし、なんて思ってた私が！？

ある意味衝撃的な事が起こってる

だけど必然な感じもする

だってオパール着けたいもん

大事だもん

たぶんね

「身の丈に合わないでしょ」って思ってた

着けたい宝石があって

でも似合わないから着けられなくて

それを着けられるように人の手を借りて　お金をかけて　時間をかける　ということに

私自身がそれに見合わないでしょ

と思っていた　今までは

でも

vvjewelryアトリエに行くことを決めた私は違う

このオパールを素敵に着けたいのだ

ずっと着けずに眠らせていたシルバーチェーンネックレスのオパールを

私の味方にしたいのだ

お金も時間も　そして貴重な人の時間と労力と技術と気持ちを　いただこう　と覚悟したんだと思う

vvjewelryアトリエでのこと

Syoさんが

「石って合う合わないがあるんですよ」

と言った

「誰でも似合う石が絶対ある」

とも

きれいなオパールですね　と言ったあと

「オパールはオパールなんだよね」

石なんだけど

なんか特別

岩に薄く　0.0何ミリくらいの層が貼り付いてる

それがオパール

相談の結果

私のオパールは指輪になることになった

［６］に続く

photo by sploosh,vvjewelry