私の声の基 その6
〜私の声の基 では、私の歌の周辺について、普段は感覚で捉えていること、説明していないようなこと、をあらためて考え、言語化し、私が大切に思うのとなどを可視化するために書いています〜
こちらは 私の声の基 その5 の続きです
豊かに生きることが歌とどう関わるのか
気持ちが落ち込んだとき、自然と声は低く、小さくなる傾向があります。
気分が高揚しているとき、口調のテンポがアップし、声が大きくなる傾向があります。
暗い気持ちを隠して明るく振舞おうとしたとき、声を高めに出そうと心がけようとする人がいます。
気持ちを落ち着けたいときに、深呼吸をする人がいます。
また、低く、ゆっくりしゃべる人もいます。
声は感情と密接です。
声と身体
声を出すことは、息を吐き、吸って、吐くときに声帯に呼吸を通し、
口腔、唇で発音の形を作って、初めて言葉が発声されます。
まず呼吸が楽にできないと、声は楽にでません。
体が緊張し、がちがちになっていたりして
呼吸が浅かったり、肋骨の動きがスムーズじゃないと
発声がうまくできない場合があります。
そしていうまでもなく、心と体は密接(というか一緒?)です。
幸せな時はどんな体でどんな声が出るのか
・・・背筋がのび、胸が開き、どこまでもまっすぐな声を飛ばしたいような気持で高らかに歌いたくなる
悲しいときは
・・・胸の中がざわざわとして、鼻の奥がつーんとして、肩が前に出て、絞り出す声は震えている、それでも高ぶる気持ちは抑えられない
など。(もちろん個人の感覚によって異なる部分は大いにあります)
こんなふうに、声の状態とその人の心身の状態はリンクすることがあります。
「豊かに生きる」ことで
毎日さまざまなことに気持ちを揺らして感情を味わい、
その状態の声を出すことができる。
「豊かに生きる」ことは、歌の表情をカラフルにし
聴いている人の心に訴える、納得させることができる。
そう考えています。
私は、
歌い手として
例えば、悲しい内容の歌を歌うとき
悲しい気分のふりをしていないか
悲しい時の気持ちをただ思い出して真似ているだけではないか
と問いながら
それは本当に私の歌か
私の言葉として歌っているのか
を考えながら歌を歌っています。
気持ちに嘘がある、隠す癖がついていると、なかなか自分の言葉、歌を持つことができないなと実感することが多々あります。
私の小さな子どもたちにも、感情の行き場を阻まないよう、泣いたり怒ったり大声を出すことを全部受け止めようと努めています。子どもたちは歳を重ねるごとに、なぜ自分は怒っているのか、悲しいのか、嬉しいのか、言葉で説明するようになり、相手に気持ちを伝えることを心から行っています。受け止めて聞くこと(傾聴)は、気持ちが昂り暴力(小さな子どもに多いカミツキとか、つい出てしまう手とか、、、)やシャウトで完結するのではなく、その先、どう伝えるのか、どうしたら良いのか、どうしてこの気持ちなのか、につながります。
どんな気持ちも誰かにその気持ちを受け止めてもらう、そしてどうしてこの気持ちなのかを自分で意識する、これは子どもも大人も必要なプロセスです、豊かに生きるために。
歌以外でも
全人類、豊かに生きることができますように❤️
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