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Q.ヘアケア製品はノンシリコンがいい?

こんにちは。

最近白髪が気になってきましたのぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。


そんな私から今日はヘアケアのお話をご紹介!


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医療用に使われる安全素材


最近では、シャンプーやコンディショナーに含まれるシリコンが、抜け毛やダメージ、においの原因になるという考えが広まっています。

そのため、できるだけノンシリコンのヘアケア製品を選んでいる、という方も多いかもしれません。

しかし、化学的なエビデンスからいうと、答えはNO。

シリコンが毛穴に詰まってからだに悪影響を及ぼすという根拠はありません。


正式名「シリコーン」の安全性

一般的に「シリコン」といわれますが、正式には「シリコーン」表記されます。

シリコーンは酵素とケイ素と有機基からなる有機ケイ素化合物で、熱や光に強く柔軟性があり、酵素透過性が高いなどの特徴があります。

その安全性もたしかなので、日用品や調理器具、医療用にも多く活用されています。

とくにいま、医療用の肌テープで注目されているのがシリコーンテープ。

術後などの傷を覆うガーゼをとめるためにも使うものなので、粘着面にシリコーンが使われています。

剥がした時に痛くなく、角質も傷つけないので、肌に優しいすぐれものとして普及しています。


ヘアケア製品としてのシリコーン

ヘアケア製品でのシリコーンのおもな役割は、コーティング作用です。

コーティング作用のおかげで、洗髪やすすぎの際に毛髪どうしの摩擦をやわらげるのも本当ですし、ダメージを受けてパサついた髪には艶のある質感を与えてくれます。

そのため、シリコン入りかノンシリコンかどちらを選ぶかは、個々人のお好みだとえいます。

艶のあるなめらかな仕上がりが好みならばシリコン入りを、さらさらのさっぱりした質感が好みならば、ノンシリコンを選ぶとよいでしょう。


気にすべきは「洗いすぎ」


シリコン入りにせよノンシリコンにせよ、重要なのは、「洗い方」です。

頭皮は顔などの肌に比べてなぜか強いと思われがちですが、そんなことはありません。

ゴシゴシ爪を立てて洗ったり、強い刺激を与えたりするのはやめましょう。

地肌も髪もこすりすぎると傷つきますし、頭皮が傷つけば痒みの原因となります。

指の腹を使って、できるだけやさしく洗うよう心がけてください。

出典:落合博子『美容常識の9割はウソ』


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はりきゅう師 栢森結希

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