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Q.日本のコスメの基準はどれくらい厳しいの?
こんにちは。
のぞみはりきゅう院、はりきゅう師の栢森結希(かやもりゆうき)です。
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前回は海外コスメについてお話をしました。
その中で化粧品に関わる法律の話がでましたので、本日はコスメに関わる法律についての補足回です◎
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コスメに関わる一番大事な法律「薬機法」
コスメを生産するにあたり最も重要な法律は「薬機法」です。
薬機法の正式名称は、「医薬品、医療機器などの品質、有効性及び安全性確保等に関する法律」(長い!)です。
つまりは製造だけではなく、表示や販売、流通、広告などについても細かく定めています。
広義にコスメとお伝えしましたが、薬機法では医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、再生医療等製品が対象です。
化粧品基準
この薬機法に基づき、日本で流通するコスメの成分にはルールが定められています。
それが「化粧品基準」と「厚生省告示 第331号」です。
日本で流通していれば、国産・海外性を問わず適用がされます。
化粧品基準の主な項目
ネガティブリスト
絶対に配合してはいけない成分を定めます。ポジティブリスト
配合量を守れば使用してよい成分を定めます。
配合制限成分、防腐剤、紫外線吸収剤、タール色素など
化粧品に関わらるさまざまな法律
薬機法
製造物責任法
アルコール事業法
特許法
消防法
不当景品類および不当表示防止法
高圧ガス保安法
廃棄物の処理及び掃除に関する法律
環境基本法
毒物及び劇物取締法
改訂用品品質表示法
計量法
食品衛生法
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律
意匠法
商法法
実用新案法
独占禁止法
不正競争防止法
消費者基本法
特定商取引に関する法律
工業標準化法
このように、薬機法以外にも多くの法律の下で化粧品開発は行われており、いかに日本は厳しい基準で薬品・化粧品を規制しているかがお分かりいただけるのではないでしょうか。
出典:上原恵理『医者が教える 人生が変わる美容大事典』
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はりきゅう師 栢森結希