【2018.11.19の再掲】立冬も過ぎまして、YOSAも冬じたく
※このコラムは2018.11.19に投稿したものの再掲です。
今年は暖冬といわれますが…。
たしかに去年はこの時期日中に10℃を割る日も出てきていたし、もう替え終えていたスタッドレスタイヤも、まだまだそんな気になれない。
ヨサの仕舞いごとの時も、窓ガラスにぼたぼた結露がつくので、何度もしぼりもってふき取るのですが、昨日の夜も、今朝も、まださらっとした感じ…。
それでも、ヨサの支度は、冬仕様にはいっております。
ウエアの下には湯たんぽ。
袖を通されたときに、ひんやりしないように。
そして、お着替え終わりましたら足元に…。
ヨサの椅子の座面に座っていただく前に、しばらく吹き出し口の前に腰かけて、背中に蒸気をあてるのですが…その間、背中が温まるまでの足先あっため係になります。
この季節はとくに、背中を冷やさないようにすることは本当に大事。
毎年書きますが、今年も…。
五行で冬は「水」、臓器は腎。
腎は生命力、アンチエイジングの源。
生命(生殖)力、冷え、解毒排毒に関係の深い臓器です。
腎はもっとも冷えを嫌います。
腎の乱れは
☆冬の寒さ、夏の暑さに弱い。
☆耳鳴り、聞こえづらい
☆おしっこが近い
☆脚に疲れが出やすい
☆白髪や脱毛が多い
☆虫歯が多い
☆生理前に背中が痛い
☆年々精力、性欲が落ちる
☆恐怖心がつよい
☆人の意見に流されやすい
☆謙虚
☆時々無力感が襲って、やる気がなくなる
☆見たこと聞いたこと起こったことを自分のせいだと思う
(ここにかいてあること、全部自分に当てはまる!って叫んだあなたね。笑)
なんて形でからだやこころにあらわれます。
毎年冬のおしっこ近さ、膀胱炎にお悩みの方、抗生剤なんて効かないよってかたは普段から背中を冷やさないよう気をつけてみて!かなり違います。(当院でお取扱いしてるロング腹巻、冷え取り腹巻パンツもおすすめ♡)
これからの時期に気を付ける事はいろいろありますが、
そのなかのひとつに、
「ばてるようなことは避ける」
というものがあります。
(冬の大量発汗、自分の体力にそぐわない過度な運動など)
これからの時期のヨサは背中を温める時間を少し長めにしたり、ケープを重ねて着ていただいて(洗濯物は増えてしまうのですけど…(^-^;)、低温で熱を逃さず、じっくりと芯までほっくりあたためるなどの工夫をしています。
背中にあたる蒸気、ホントに気持ちよい。
胃の調子が悪い方も多いこの頃ですが、背中をあっためると息が深くなり、つかえていたみぞおちがふっとゆるみます。
夏に向けての梅雨時は、しっかり汗をかいて体温調整ができるからだづくり。
冬はほっくり芯から温めて、寒さに向けて締まっていくからだへ、おだやかなめぐりをうながすこと。
どちらも意味のあるもので、どちらが正味のヨサシーズンかはわかりませんが…断然入りやすいのはこれからの冬ヨサ。
(夏はやや修行チックな感もあり、笑 今年は猛暑のせいもあり、ご利用は少なめでした)
また、おうちに持って帰っていただく、煮出したハーブ液(その日の夜のお風呂に使ってね)も、ご家族皆様に「あったまってよく眠れる」「湯冷めしにくい」と、喜んでいただいています。
季節にみあったヨサの入り方のご提案をさせていただきながら、からだが次の季節を迎える準備のお手伝いをしています。
コンディショニングのひとつとして、お役立ていただけますとさいわいです。