ものを買うより、捨てる方が100倍疲れる
家をすっきりさせようとすると、
ものの処分、断捨離を
避けては通れません。
いろいろなインテリア本、
さまざまな方の取材をしてきて
記事を書いて
一番思うのは、
ものを捨てるのって
とても疲れるし
労力を使うことだなということ。
ものを捨てるのには勇気がいる
ものの処分は、
過去使っていたけれど今はもう使っていないもの
(趣味が合わなくなった、サイズアウトした服など)
買ったけれど必要なかったもの
(収納グッズ、調理グッズ、その他便利グッズなど)
重複購入をしてしまったもの
(文房具など)
手元においておく必要が必ずしもないもの
(過去の重要書類、取扱説明書、子供の思い出関連)
人からもらったもの
(宣伝のボールペン、エコバッグ、何かのおまけなど)
が主になるかと思います。
思い入れがないものを
処分するのは簡単です。
でも
思い出が詰まっているものは
なかなか捨てられません。
ものに精神が宿っているような
気持ちになるからです。
これは日本人特有かも。
あと、
新品・あまり使っていないものも
捨てにくい。
もったいない気がして
罪悪感を感じるからです。
処分を先送りにしてどんどんたまっていく
断捨離に成功している人、
ミニマリストは
この葛藤を
乗り越えた人だと言えます。
「将来使うかも」
「いつかまた必要になるかも」
「メルカリで売れるかも」
「知人にあげられるかも」
と考えてとっておいても
たいていのものは
不要品のまま。
誰かに「これいらない?」と
聞くことにも労力を使うし
メルカリは出品、発送の手間も
意外にかかります。
出品されているものを
ポチッと購入するのは
とても簡単なんですけどね…
こうした不要品は
しまい込んでおくと
家にあることすら
いつの間にか忘れているはずです。
「ものありき」の考え方はやめる
思い入れのあるものは、
本当に手元においておく必要があるのか?
と考えてみると
ほとんどのものはそうじゃない
ケースが多いもの。
お気に入りだけど今はもう着ない服
→着て楽しんだ思い出があれば現物は不要
過去の写真
→紙焼きしかないものはデータ化。
本当に気に入った写真しかプリントしない
子供の作った作品、工作
→子供と作品の写真を撮っておけば現物は不要
以前取材した方の話で
印象に残っているのは、
子供の作品を取っておくかどうかの目安は
アートとして家に飾れるかどうか
だということ。
しっくりきました。
その方の家では
お子さんが小学生の時の
図工の作品を
きちんと額装して飾っていました。
子供が描いたものとは思えない
見栄えの良さだったのでびっくり。
ただのフレームじゃなく
額やさんで額装するのがポイントになりそうです。
ものの処分に労力を取られないために
大事なポイントはもうひとつありますが、
長くなってしまったので
次のnoteで書きたいと思います。