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路地裏の住人ではないけれど。

noteの街で暮らすようになって6年くらい経ちます。途中、お引越しなどを経て、現在の家(アカウント)を構えているわけですがその6年間私はずっと表通りで暮らしています。自分的には、noteの街の中でも端っこで表通りからちょっと入ったくらいのビュンビュン車が通る大きな通りを眺められるくらいの位置でひっそり暮らしているつもりです。まさに今リアルで暮らしている家が表通りからちょと入ったところで、ベランダからは表通りが見える。家の裏は大きな川が流れています。私はこの表通りと川に囲まれたちょうど良い場所が好きで、表通りの向こうにはほとんど行ったことがありません。

表通りばかりを眺めていた私は、裏路地の存在を知りませんでした。なつき希という名前を掲げて家を建てた後、同じ名前でXを始めました。すると、Xの中で「なんのはなしですか」というタグをつけている人を見かけるようになりました。その「なんのはなしですか」というタグに対して私の方が「なんの話ですか?_」という気持ちでした。「またなんのはなしですかって言ってる…」という日々が続き、その後にnoteから発生しているものだと知りました。

私がnoteでフォローさせてもらっている人たちの多くが「なんのはなしですか」と言う人たちだと気づくまでに時間はかかりませんでした。Xでタグに気付いたわけだけど、noteでは実はもっと早くに「なんのはなしですか」を目にしていたわけです。でも、「なんのはなしですか」があまりにも華麗にスマートに存在しすぎていて当たり前に読みすぎていて引っかかっていませんでした。フォローさせてもらった方からどんどん好きが続いていってフォローする人が増えていき始めて「なんのはなしですか」の発生源を知りました。

noteには路地裏があったんだ。きっと私の家のベランダから見えるあの表通りの奥にある、書くことを楽しみ、言葉遊びを楽しみ、日常を大切にして「なんのはなしですか」と言う人たちが集まる路地裏。

コニシ木の子という方がいます。(あえての敬称略)私は路地裏の住人ではなく、路地裏の楽しげな笑い声や優しい灯りをただ眺めている人なんですがこのコニシ木の子という人が「なんのはなしですか」を初めて言った人と知り、一人で始めた活動がこんなに大きくなり、今とても大きな波を起こそうとしていることに心が震えました。

この瞬間にnoteの街にいて、路地裏を眺められて。すごい奇跡が起きる瞬間を見ようとしているんだとベランダから路地裏に向かって大きな大きな拍手を、拳を突き上げて「すげー!!!」と叫びたい気分です。

本田すのうという方がいます。(大好きですの敬称略)私になつき希という家で、noteの街に暮らす決心をさせてくれた人です。先日、すのう杯をしたばかりなのに、ものすごいことを言い始めていました。

「なんのはなしですか」が本になる。本田すのうが「なんのはなしですか」の本出すの。こんなことってあるんだ…というのが私の最初の感想でした。言葉が人を繋いで、人が人を繋いで、とうとう本を出そうとしてる。本田すのうの行動力ももちろんこの人の繋がりに私は感動しています。

楽しみにしています。出版されたら買います。必ず。Kindleでもその本の温かさを感じたいと思っています。きっと大変な作業なんだと思います。何もできないけど、応援しています。表通りのこっち側の端っこのベランダから大きく手を振って応援しています。

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なつき希
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