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造船所跡地をリノベーションしたスペースNDSM
ことり食堂のヨーロッパ旅行~アムステルダム編⑤~
NDSMについてもっと調べたいなと思って検索していたときに出てきたこちらの記事を読みながら、アムステルダムに滞在したときに感じたことを色々思い出した。
閉鎖し無法地帯になった造船所跡地を、アムステルダム市が安い賃料で市民に開放したことで、アーティストたちが制作拠点として使い出し、更にはグローバル企業まで入居。
オランダ人は、「まずやってみて、様子を見る」という気質があると聞いたけれど、それは行政も持っている気質なんだそう。
新しい文化は、賃料が高かったり、綺麗に整理整頓されたところではうまれないなと思う。
整えられた場所よりも、雑多でアングラで、よくわからないパワーが充満しているようなところ(つまりはそんなに家賃が高くないような場所)に、文化が生まれることが多い気がする。
そういう意味で、無法地帯になった場所を賃料を安くして開放し、どうなるか様子を見るという行政の姿勢は、日本ではなかなかやれない気がして、面白いなと思う。
どこでも何でも「やってみなきゃわからない」。「やってみて考える」が一番だと思っている私は、色んなところでこのオランダ気質にワクワクした。
参考:WORKSIGHT 「自治の精神で育む
都市のフロンティア」