見出し画像

バックエンドエンジニア歴9年の私が使ってきたIDEの所感を書いていく

こんにちは、木村希実です。

エンジニアが開発する際に欠かせないツールがIDEだと思います。
Vimmerと呼ばれる、テキストエディタのVimを使いこなしている方もいらっしゃいますが、私はどこまでいってもIDE派です。

そこで、私の使ってきたIDEの感想と、その中で今も使っているIDEについて書いていきます。

そもそもIDEって何?

統合開発環境(とうごうかいはつかんきょう)、IDE (Integrated Development Environment) は、ソフトウェアの統合的な開発環境であり、様々なツールの集合からなる。

従来、ソフトウェアプログラムのコーディング・コンパイル・ビルド・デバッグといった作業を行なう際に、テキストエディタ、コンパイラ、リンカ、デバッガなどの各ツールをばらばらで利用していたものを、ひとつの対話型操作環境(多くはGUI)から利用できるように統合したもの。最近のIDEには、GUIアプリケーション開発のための迅速なプロトタイピング (Rapid Application Development: RAD) が可能なものが多い。統合開発環境を使うことによって、巨大かつ複雑なソフトウェアでも、作成者に負担をかけることなく開発することが可能になる。

引用元:Wikipedia|統合開発環境

要は「プログラミングする際に使う、色々便利なツールが高機能なテキストエディタ」と考えておけば差し支えありません。

プログラミングの速度を早めるための色々なツールが詰まっているため、IDEを使うだけでかなり開発速度が上がります。
そのため、開発者には欠かせないツールとなっています。

今まで使ってきたIDE一覧

Eclipse

Javaを開発する際の代表的なIDEですね。
Java開発者は必ず使ったことのあるIDEではないでしょうか。私も最初は随分お世話になりました。

こちらのIDEの最大のメリットは「無料である」ということです。
無料なのに、Javaの開発に必要なツールが全て詰まっていることが大きな魅力です。
バージョン管理、コード補完、コードジャンプ、ビルドなどなど、、必要なものが詰まっているため、これなしでは開発できないという方も多かったと思います。

ですが、こちらのIDEの最大のデメリットは「ともかく動作が重い」ということにあります。
割当メモリを増やしたりして、少しでも早くしようとするのですが、それでも動作が重すぎてすごいイライラすることもしばしば、、、
そのため、途中から私は使うのをやめました。

IntelliJ IDEA

こちらはJavaの開発で使うIDEとしては、Eclipseと2大巨頭をなしているIDEですね。
JetBrains社が開発しているIDEですが、JetBrains社はこの他にも様々な言語に特価したIDEを作っています。Android StudioもJetBrains社の製品ですね。

IntelliJ IDEAは無料であるCommunity版と有料であるUltimate版があります。

Java、Kotlin、Scalaなどの、JDE基盤の言語であれば、基本的にはCommunity版で大丈夫かと思います。
無料でこれだけのツールが使えるのはなかなかないですね。

Java以外の言語も全て開発できるようにしたい方は、Ultimate版を買うといいでしょう。
年額で購入することができて、1年目→2年目→3年目以降と安くなっていきます。
3年目までいくと10000円ぐらいまで下がるので、色々な言語の開発を並行して進めている方はぜひご検討ください。

こちらのIDEの最大のメリットは「ともかく動作が早い」ということと「全てのツールが詰まっていて非常に便利」ということに尽きるかと思います。
つまりは、Eclipseの弱点を解消したのがこちらのIDEになります。

私はバックエンド開発は大体こちらで開発するようにしました。
ただ、デメリットとして純正の日本語化ツールがないので、頑張って英語を読むようにしましょう。

Visual Studio Code

最近注目の、Visual Studio Codeもたまに使っています。
Microsoft社が開発した、オープンソースのIDEで、同社のVisual Studioをより汎用的にしたものになっています。

こちらのIDEの特徴は「ともかく軽い」「カスタマイズ性が高い」ということに尽きるかなと思います。
カスタマイズすれば、どんな言語でも開発できるので、非常に便利なIDEになっています。カスタマイズしまくって、自分好みのIDEにしたい人にはおすすめですね。
また、TypeScriptで開発を行う際には、Visual Studio Codeとの親和性が驚くほど高いのでおすすめです。

逆にデメリットは「便利に使うには、カスタマイズしないといけない」ということにあるかと思います。
カスタマイズして、プラグインを追加しまくったり、設定をいじったりすると、自分好みのとても便利なIDEになりますが、それまでのステップが少し長めなので、そこに時間をかけたくない人にはあまりオススメできません。

RubyMine

私は今メインで使っているIDEです。
先程のIntelliJ IDEAの、Rubyに特化したIDEになります。

ともかく私はIntelliJ IDEAがすごい便利だったので、ずっとこれを使っていたのですが、最近、ずっとRubyの開発しかしなくなってしまったので、RubyMineにしてもいいのでは、と思い変えることにしました。

IntelliJ IDEA Ultimate版に比べて値段が安いので、IntelliJは気に入ったけど、特定の言語しか開発しないという方は、それぞれの言語に特化したIDEを購入することをおすすめします。

ちなみにデメリットは「無料版がないこと」なので、まずは無料体験で30日使用することができるので、試してみて合わなかったらやめるという手もありです。

おわりに

いかがでしたでしょうか。
今日はとてもマニアックな話をしてしまいました。

明日は裾野の広い話をしていこうと思います。

いいなと思ったら応援しよう!