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一日一カフェ18 瀞峡 「瀞ホテル」

今晩は🌟のんちゃんです❤️いつもありがとうございます😊

さて、熊野旅でのカフェ記事ラストになります!
今回は奈良県、三重県、和歌山県の三県に跨る大峡谷の瀞峡(どろきょう)にある「瀞ホテル」さんです!

瀞ホテルの窓側席からの眺めなので、川面からの眺めだとまた更に雄大に見えると思います!
瀞峡は住所的には奈良県吉野郡に属し、吉野熊野国立公園内にある大峡谷です。
元々は林業で栄えたこの辺りでは良質な材木を筏で市場まで運び、帰りはなんと徒歩で帰って来るという過酷なお仕事をしていた筏師の人達が沢山居ました。
その筏師の人達が宿泊する宿として大正6年に創業し、昭和初期には旅館に生まれ変わり、時折台風の被害を受けつつも三代目のオーナー様までは営業されていたそうですが、平成16年に閉館されました。
平成23年に台風の影響で旅館の別棟が一部浸水し、旅館としての再開が困難となりましたが、平成25年に現四代目オーナー様が食堂•喫茶として営業を再開されました!
そのためにホテルと付いてますが、現在はホテル営業はせず、喫茶と瀞峡でのカヌーやSUPや釣りなどのアクティビティも体験出来る施設となっております!
この後別のお店でランチ予定だったため、オーダーは軽めに!
ほぼ一年前なのでうろ覚えで申し訳ありませんが、確か季節限定のアイスレモンティーと、お店の人気メニューのフィナンシェにしました!
窓からの眺めは最高です!
山に囲まれていて雨が降ったり止んだりな蒸し暑い一日だったので、甘くて冷たいレモンティーが優しく喉を通ってくれました💓
フィナンシェもバターたっぷりでフワフワで美味しい💗
時代の変化と共に材木産業から観光産業へ変化しつつも発展して来た家業を幼少期からずっと見てきた四代目オーナー様はこの風景を残したいと強く思ったそうです。
今は喫茶として形を変えつつも伝統を風景を継承して行こうというお気持ち、とても素晴らしいなと思います💖
因みに平成28年に瀞ホテル本館は奈良県指定文化財に指定されたそうです。
オーナー様のお気持ちがこうして正式に認められたのですね!


筏師の歴史は何と600年以上も続いたそうで、その長い歴史と共に、熊野古道の世界遺産の神社仏閣の数々が建立されたりして来たのですよね。
川の氾濫や水害に見舞われて命懸けで運んだ事もあった事でしょう。
そんな長い歴史あるこの場所と風景、確かに私も同じ立場ならどうにかして残したくなります!
私に出来るのはこうしてカフェをめぐり、カフェにまつわるエピソードを聞いたり調べて記事にして、人々の思いと美しい風景と長い歴史が続いてきた事をシェアする事のみですが、人々と思いと歴史がとても深く尊いものだなとしみじみ感じたカフェ探訪でした!

他にもハヤシライスもこのカフェの名物メニューですし、家族連れでカヌーや釣り等のアクティビティ体験も絶対子どもたちが喜ぶ夏休みになると思いますから、是非体験してみて下さいね☺️
今回は以上です!
お読み頂きましてありがとうございました💞

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