超負けず嫌いの我が子に母として伝えていること
教員からの退職を決めた一児の母、nozomiです。
タイトルを見てこの記事を開いてくださった皆様、ありがとうございます。
あなたのお子さんも負けず嫌いな子ですか?
負けず嫌いな性格自体は決して悪いことではないと思います。
むしろ逞しく生きて行くためには必要なことだと思うぐらい。
我が子が何か勝負ごとに負けて悔しがったり落ち込んだりしている時、どのような言葉を掛けていますか??
私が自分の娘に日々伝えていることを、具体的なエピソードも交えてお話したいと思います。
我が子の負けず嫌いに絶句した出来事
我が娘は少々今後が心配になってしまうほどの超負けず嫌い。
トランプ、すごろくのゲームに負けそうになるといじけて途中で抜けてしまうことがしばしば。
この程度なら、成長と共に落ち着いてくるかもしれないし・・・と見守っていたのですが。
今年の保育園の運動会で母として戸惑う出来事が起こりました。
最終種目の紅白対抗リレーで、娘のチームである白組は赤組に負けてしまいました。
紅組の子供達は大喜び。
白組はというと、紅組に拍手を送る子、悔しくて泣いてしまう子、黙って立ち尽くす子などいろんな子がいました。
我が子も泣いてるんだろうな、と思ってみると意外にも泣かずに黙って立っていました。
お、成長したじゃん!と思っていたのですが・・・
リレーの後は閉会行事で園児全員の体操でした。
子供達は大きな円になり、「お母さんたちもどうぞお子さんの側で一緒に踊ってください」とアナウンスが入りました。
子供達は大勢の観客の中から自分のママを探し、手招きをしたり大声で読んだりしています。
我が娘は・・・
動かない。
どうした?と思って見ていると、突然火がついたように大声で泣き出しました。慌てて駆け寄って事情を聞くと、「リレーで負けたから悲しい」とのこと。
今までずっと負けた悔しさを心に抱えていたのかと思うと、健気というか執念深いというか・・・
結局親子体操は1ミリも踊れず、私にしがみついて泣き続けて終わりました。
母として伝えていること
運動会でのこのエピソード以降、折に触れて娘に伝えていることが大きく2つあります。
それは
「ママはどんなあなたでも大好き」ということと、
「悔しいと思う時は、自分の心が強く優しく成長している時」ということ。
悔しいと思う気持ちは事実であり、当然のことなんですよね。
それは母として全部受け止めてあげたいと思っています。
ママが分かってくれるということが、子供の一番の心の安心になるのです。
負けると悔しいよね。
泣いちゃうぐらい悔しいってことは、それだけ一生懸命頑張ったってことなんだね。
あなたの頑張った気持ちが伝わってきてママはそれがとっても嬉しかったよ。
こんな言葉で我が子の気持ちに寄り添い、ママはどんなあなたでも大好きなんだよと伝えます。
そして、
悔しい思いをすると、心が成長していくんだよ。
悔しいって思った時は、「今自分は優しくて強い子に変身しているところなんだ」って思うといいよ。
負けたことがあるあなたは、勝った時に相手に優しくできるようになるよ。
こう伝えて励まします。
「ママから伝えてこそ響く」と信じて
学校でも、勝ち負け以上に過程を大切にするという指導は非常によくします。
でも、こういった話は先生よりもママがする方がずっと効果的だと思うのです。
先生は、勝った子、負けた子両方に同時に接することが多いです。
だから、勝った子を負けた子の前で十分に祝福してあげるのは難しい。
反対に、負けた子への励ましとして「大事なのは勝つことじゃない」という言葉を掛けてあげたくても、頑張って勝利を掴んだ子の前では言いにくいです。
一番の応援団であるママから、存分に励ましと愛情のシャワーを浴びせてあげること。
これが超負けず嫌いな我が子が生きていく上での糧になると信じています。
普段のトランプゲームでいじけている時には「ゲームで毎回泣くんじゃない!」と一蹴することもありますけどね(笑)
我が子への言葉掛けに悩むことがあるママのお役に立てたら嬉しいです。
お読みいただきありがとうございました♡
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