脚本『アタシたちには明日しかない』(中)
※この記事は有料記事です。
ですが、ご購読頂いてお気に召さなかった場合、返金申請を受け付けておりますので、ご遠慮なくお申し付けください。
また、もし読んでみて他の脚本もお読みになりたい場合は、マガジン(500円)にてお読み頂く方が確実にお得ですのでお勧めします。
皆さまお元気ですか。
STAR☆JACKSファミリーは会えないけれど元気です。
留奈発案の #ルナプロジェクト #うちで踊ろう が公開されました。
鬱々しがちな毎日ですが、少しでもほっこりして頂ければいいなと思います。
さてさて。
本日の毎日脚本連載は『アタシたちには明日しかない』の(中)です。
(上)はこちら↓
記事を個別で読むより、まとめて読んで頂けるマガジンの方がオススメですよ。
そうそう、『アタシたちには明日しかない』はCheeky☆Queensの旗揚げ公演で、初日に「人前旗揚げ式」なるアフターイベントもやったんでした。
皆さんに見守られて旗揚げして、早4年。
写真、初々しい・・・笑
ちなみに、このパネルは今も私のデスクの後ろに飾られてます。
さて。
前にもお話しした通り、この『アタシたちには明日しかない』は、今年上演した劇団☆春夏秋冬『艶姿河内六人娘』の下敷きになった物語です。
今日掲載するあたりは、結構どのシーンに引き継がれたか、色濃く分かるのではないかなと思います。
艶六をご覧になった方は、そんなあたりも楽しんで頂けましたら。
さて、まいりましょうか。
#6
シンディの家。夜。
ルー・メイ、ジーン、ティコ、ロビン、シンディ。そして、フランク。
ルー・メイ 「ジェームス・フォーサイスのパーティに?」
フランク 「ああ、三日後の晩だ。渡りはついた」
ジーン 「やったじゃん」
ティコ 「これで奴の化けの皮が剝せますね」
フランク 「いや、まだ喜ぶのは早い。パーティには参加できるが、そこからが問題だ。まさかあなたがクレイジー・ジョーですか?と訊くわけにもいかないしな」
ジーン 「あ、そか」
ティコ 「化けの皮ー、剝がれないー」
フランク 「奴とクレイジー・ジョーとを結び付ける決定的な証拠を何か押さえられればいいんだが・・・」
ルー・メイ 「・・・背中に、蛇のタトゥー」
リンダ、ティコ、頷く。三人だけが分かっている様子。
この記事が参加している募集
いつもご購読ありがとうございます。 サポート頂いた資金は脚本・プロデュースの活動に充てさせて頂きます。